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追加保険料(A/P)
保険契約において、契約期間中にリスクの実態が変化した場合や、補償内容を追加・変更した場合などに、当初の保険料に加えて追加で支払う必要が生じる保険料のことです。
前渡し金(前払い金、アドバンス)
契約に基づいて将来提供される商品やサービス、あるいは経費の支払いなどのために、事前に(前もって)支払われる金銭のことです。「前払い金」や「前渡金」、「手付金」などがこれに該当します。
オールリスク(全危険担保)
主に貨物海上保険において、保険証券に免責(補償対象外)として明記されている危険以外の、輸送中に発生しうるあらゆる偶然の事故による損害を補償(担保)する保険条件のことです。
アルファ
アルファとは、投資のパフォーマンスを評価する指標の一つで、市場全体の動き(ベンチマーク)と比較して、ファンドマネージャーの運用によってどれだけ超過収益が得られたかを示すものです。
保険金額
保険契約において、保険事故(損害)が発生した場合に、保険会社が支払う保険金の最高限度額として、契約時に定められる金額のことです。保険価額を基に設定されることが多いです。
価値上昇
保有している資産(株式、不動産、通貨など)の市場価値が、時間の経過や市場環境の変化によって購入時よりも増加することです。減価(Depreciation)の対義語となります。
アセットアロケーション
投資ポートフォリオを構築する際に、期待されるリターン、リスク許容度、投資期間などを考慮して、投資資金を株式、債券、不動産、コモディティなど、異なる特性(リスク・リターン特性)を持つ複数の資産クラス(種類)にどのように配分するかを決定するプロセス。資産配分戦略。
資産クラス
投資対象となる資産を、その性質や値動きの特性が類似するグループに分類したものです。株式、債券、不動産、コモディティなどが代表例で、分散投資の考え方の基礎となります。
授権株式数
会社が定款(会社の基本規則)に基づいて発行することが認められている株式の最大数のことです。実際に発行済みの株式数(発行済株式総数)とは異なります。
基軸通貨
外国為替取引において、通貨ペア(例: USD/JPY)の左側に表示され、取引の基準となる通貨のことです。この基軸通貨1単位に対して、決済通貨(右側の通貨)がいくらになるかを示します。
ベータ
ベータは、個々の株式の価格変動が市場全体の変動に比べてどの程度大きいかを示す指標です。ベータ値が1の場合、市場の変動と同じ程度のリスクがあるとされます。
買取手形(B/B)
銀行が輸出者などから、船積書類を担保として、一覧払または期限付の荷為替手形を買い取ること、またはその買い取られた手形自体のことです。輸出者の早期資金化手段となります。
優良株(ブルーチップ)
業績が安定しており、財務基盤が健全で、知名度や信用度が高い大企業の株式のことです。一般的に配当実績も良好で、長期的な安定成長が期待される銘柄を指します。
債券(ボンド)
国や企業などが、投資家から資金を借り入れる際に発行する有価証券の一種です。通常、定期的な利息(クーポン)の支払いと、満期日の元本償還が約束されています。
債券
国や地方公共団体、企業などが、投資家から資金を借り入れるために発行する有価証券です。満期日に額面金額が償還され、多くの場合、定期的に利息(クーポン)が支払われます。
株式無償割当
企業が、資本準備金や利益準備金などを資本金に組み入れるなどにより、既存の株主に対して、その持ち株数に応じて無償で新たに株式を割り当てることです。「株式分割」と似ていますが、原資が異なります。
前払い(現金前払い)
貿易取引などの決済条件の一つで、買い手(輸入者)が、商品が出荷される前またはサービスが提供される前に、代金の全額または一部を売り手(輸出者)に支払う条件です。「現金前払い」とも呼ばれます。
クローゼット・トラッカーファンド
アクティブ運用ファンドとして高い手数料を徴収しているにもかかわらず、その実態は特定の株価指数(ベンチマーク)に非常に近いポートフォリオ構成・運用を行っている投資信託のことです。「隠れインデックスファンド」とも批判されます。
商品先物
特定のコモディティ(商品:エネルギー、金属、農産物など)を、将来の特定の期日に、あらかじめ定められた価格で売買することを約束する、取引所に上場された標準化された契約です。
コモディティインデックス(商品指数)
複数のコモディティ(商品:エネルギー、金属、農産物など)の価格動向を総合的に示すために、特定のルールに基づいて算出・公表される指数です。商品市場全体の動きを測る指標や投資対象となります。
コモディティ・プール
複数の投資家から資金を集め、その資金を合わせて商品先物、オプション、スワップなどのコモディティ関連デリバティブに投資・運用する集団投資スキーム(ファンド)のことです。
継続決議
主に英国のインベストメント・トラスト(投資信託会社)などで、定款に基づき、定期的に株主がその会社の存続(運用継続)を承認するかどうかを問う決議のことです。
クーポン(利札)
債券(利付債)の保有者に対して、発行体が定期的に支払う利息のこと、またはその利率(表面利率)を指します。かつて紙の債券に付いていた利札(クーポン)を切り取って利息を受け取ったことに由来します。
融資枠(クレジットファシリティ)
銀行などの金融機関が、企業に対して設定する融資の限度額または融資制度全体のことです。コミットメントラインのように法的な融資約束を伴うものと、そうでないものがあります。
クレジットライン(与信枠)
銀行などの金融機関が、顧客(企業や個人)に対して設定する融資や信用の供与が可能な上限額のことです。「与信枠」とも呼ばれます。この枠内で借入やカード利用などができます。
クラウドファンディング
主にインターネットを通じて、不特定多数の人々(群衆=Crowd)から、比較的少額の資金を調達(Funding)する仕組みのことです。新しい事業、商品開発、社会貢献活動などの資金調達手段として利用されます。
通貨
特定の国や地域で、商品やサービスの対価として、また価値の保存や尺度の単位として流通・使用されるお金(貨幣)のことです。円、ドル、ユーロなどが代表例です。
通貨ペア
外国為替(FX)市場で取引される際の、二つの異なる通貨の組み合わせのことです。一方の通貨(基軸通貨)を売って、もう一方の通貨(決済通貨)を買う(またはその逆)際の交換レートが示されます。
景気敏感株(シクリカル株)
景気の変動によって業績や株価が大きく影響を受ける(景気に敏感に連動する)傾向のある企業の株式のことです。素材、化学、鉄鋼、機械、不動産などの業種が含まれることが多いです。
デフォルト(債務不履行)
借入金の利払いや元本返済、あるいは契約上の義務などが、定められた期日や条件通りに履行されないことです。「債務不履行」とも訳され、信用リスクの中核的な事象です。
要求払手形(銀行発行手形)
銀行が、自行の他の支店または他の提携銀行を支払人として振り出す、一覧払(要求払い)の為替手形のことです。送金や確実性の高い支払い手段として利用されます。
デリバティブ
デリバティブとは、原油や金利、為替、株価指数などの値動きをもとに作られた金融商品のことです。実際に原油や株を持たずに、将来の価格に連動した契約だけを売買します。先物、オプション、スワップなどの種類があり、リスクを回避したり、値動きから利益を狙ったりする目的で企業や投資家に使われます。商社が資源価格の下落に備えるときなど、実務でも幅広く利用されています。
割引率
将来受け取る(または支払う)キャッシュフローの価値を、現在の価値に換算(割り引く)するために用いられる利率のことです。資金の時間的価値やリスクを反映します。
分散投資
投資のリスクを低減するために、資金を単一の資産や市場に集中させるのではなく、値動きの異なる(相関の低い)複数の資産や市場に分散して投資することです。ポートフォリオ理論の基本です。
配当(金)
企業が株主に対して、その利益の一部を分配すること、またはその分配される金銭のことです。株主への利益還元策の一つであり、通常は現金で支払われます。
デューデリジェンス
企業の合併・買収(M&A)、投資、融資などの意思決定を行う前に、対象となる企業や事業の価値やリスクなどを詳細に調査・評価するプロセスです。「適正評価手続き」とも訳されます。
効率的市場仮説
金融市場の価格は、利用可能な全ての情報を常に、かつ即座に反映しているため、情報を分析しても市場平均を上回るリターン(超過収益)を一貫して得ることはできない、とする仮説です。
為替レート
ある国の通貨を別の国の通貨と交換する際の交換比率のことです。「外国為替相場」や単に「レート」とも呼ばれます。国際的な取引や投資において基本的な要素です。
金融派生商品
株式、債券、金利、通貨などの金融商品(原資産)から派生し、その価値に連動して価格が決まる金融契約の総称です。 先物、オプション、スワップなどが代表例で、リスクヘッジ、投機、裁定取引などに利用されます。 その複雑さやレバレッジ効果から、リスクを十分に理解した上で利用する必要があります。
金融商品
金融市場で取引される、財産的価値を持つ権利や契約のことです。現金、預金、株式、債券、投資信託、保険、デリバティブ(先物、オプション、スワップ等)など、非常に広範なものが含まれます。
フィクスドインカム(固定利付証券)
債券のように、保有期間中に受け取る利息(クーポン)の額や、満期時に償還される元本があらかじめ固定されている金融商品の総称です。「固定利付証券」とも呼ばれます。
為替予約(為替先渡契約)
将来の特定の期日に、あらかじめ定めた為替レートで、異なる二通貨を交換することを約束する相対取引の契約です。将来の為替変動リスクを回避(ヘッジ)するために利用されます。
先物取引
将来の売買条件をあらかじめ決める取引契約
先物契約
特定の商品(コモディティ)や金融資産(株価指数、通貨、金利など)を、将来の特定の期日(限月)に、現時点で取引所で決定される価格で売買することを約束する、標準化された契約です。
先物取引
特定の商品や金融資産を、将来の特定の期日に、あらかじめ定められた価格で売買することを約束する標準化された契約(先物契約)を、取引所を通じて行う取引のことです。価格変動リスクのヘッジや投機などに利用されます。
保有期間
保有期間(Holding Period)は、金融資産を購入してから売却するまでの期間を示します。長期投資、短期取引など投資戦略によって保有期間は異なり、課税やリスク評価にも影響します。
指数(インデックス)
特定の市場やセクター、あるいは経済全体の状況や値動きを、代表的な複数の構成要素(銘柄、商品、指標など)に基づいて算出し、基準時点からの相対的な変化を示すように数値化したものです。
インデックスファンド
特定の株価指数(インデックス)や債券指数などの動きに連動するような運用成果を目指す投資信託のことです。市場平均並みのリターンを低コストで得ることを目的とします。
指数(インデックス)
特定の市場やセクターなどの動向を示す複数の指数(インデックス)のことです。株価指数、債券指数、商品指数など様々な種類があり、市場分析や投資のベンチマークとして利用されます。
当初証拠金
先物取引や信用取引、FXなどの証拠金取引を開始する際に、取引相手の信用リスクを担保するために、最初に預け入れる必要がある証拠金(担保金)のことです。「必要証拠金」の一部です。