法制度・規制の用語

予測不能な事態により契約義務が免除される条項

外国為替及び外国貿易法は「わが国と外国との間の資金や財（モノ）・サービスの移動などの対外取引や、居住者間の外貨建て取引に適用される法律」です。輸出入管理（安全保障貿易管理を含む）や対内直接投資などに関する規制を定めています。「外為法」と略されます。

特定の定期航路に就航する複数の船会社が、運賃、配船スケジュール、サービス条件などについて協定を結び、共同で行動する国際的なカルテルのことです。独占禁止法の適用が除外されてきました。

証券会社やブローカーなどが、顧客から受けた大口注文の情報を利用し、その注文を執行する「前」に、自己勘定で同じ銘柄を売買して利益を得ようとする違法な取引行為のことです。「先回り売買」とも呼ばれます。

特定の国や地域の間で、物品の関税撤廃・削減、サービス貿易の自由化、投資ルールの整備などを通じて、自由な貿易と経済連携の強化を目指す国際的な協定です。内容の広さでEPAとFTAが使い分けられることがあります。