メインコンテンツへスキップ
トレタム
コモディティ取引用語辞典1612個収録
用語一覧カテゴリーガイドシミュレーションチェックリスト
ホーム
ホーム
用語一覧
取引の基礎
日本独自の物流用語
Customs Broker

リンク

  • ホーム
  • トレタムについて
  • 用語一覧
  • カテゴリ
  • サイトマップ

サポート

  • お問い合わせ
  • お知らせ

法的情報

  • 利用規約
  • プライバシーポリシー

コモディティ取引用語辞典トレタム

コモディティ取引に関する専門用語を学べる総合用語集

© 2024 トレタム All Rights Reserved.

本サイトのコンテンツは、特に明記のない限り、引用・転載を禁止します。

    Customs Broker

    乙仲(おつなか)

    日本独自の物流用語

    通関業者の通称。輸出入の通関手続きを代行し、関税・消費税の納付を含む専門業務を行う。

    乙仲の概要

    乙仲(おつなか)は「乙種海運仲立業」の略称で、現在は主に通関業者を指します。輸出入貨物の通関手続きを荷主に代わって行う専門業者で、国際貿易に不可欠な存在です。

    通関業務の内容

    輸出入申告書の作成、税関への申告、関税・消費税の計算と納付、税関検査の立会い、原産地証明書の取得などを行います。複雑な関税法規に精通し、適正な申告により貨物の迅速な通関を実現します。

    通関士の役割

    通関業務を行うには、国家資格である通関士の設置が法的に義務付けられています。通関士は申告書類の審査、税番(HSコード)の決定、関税率の適用などの専門業務を担当します。通関士試験の合格率は約10〜15%と難関資格です。

    AEO制度の活用

    AEO(Authorized Economic Operator:認定事業者)制度により、セキュリティ管理と法令遵守の体制が整備された優良業者は、簡易な通関手続きが可能です。輸出入申告の簡素化、検査率の低減などのメリットがあります。

    デジタル化の進展

    NACCS(輸出入・港湾関連情報処理システム)により、通関手続きの電子化が進んでいます。AI-OCRによる書類の自動読み取り、RPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)による業務自動化も導入されています。2025年には通関手続きの完全ペーパーレス化が目標とされています。