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Sea Transport
海運(かいうん)
船舶による貨物・旅客の海上輸送。世界貿易量の約90%を占め、大量輸送と低コストが特徴。
日本独自の物流用語
日本の物流・貿易業界で使用される独自の用語や商慣行を体系的に学習できます。港湾、倉庫、輸送などで使われる専門用語から、商社やメーカーが日常的に使用する物流関連の日本語表現まで幅広くカバーしています。国際取引における日本特有の物流システムや、伝統的な商慣行に根ざした用語も含まれています。
海運(かいうん)
船舶による貨物・旅客の海上輸送。世界貿易量の約90%を占め、大量輸送と低コストが特徴。
陸運(りくうん)
トラックや鉄道による陸上輸送。国内物流の主力で、ドア・ツー・ドアの細かいサービスが特徴。
空運(くううん)
航空機による高速輸送。輸送時間は海運の1/10以下で、高価値品や緊急品の輸送に最適。
積荷(つみに)
輸送機関への貨物積込作業。荷姿確認、重量測定、積付計画に基づく安全な積込みが必要。
揚荷(あげに)
輸送機関からの貨物取卸作業。数量・状態確認、仕分け、一時保管を含む総合的な荷役作業。
船積み(ふなづみ)
船舶への貨物積込み。船荷証券の発行起点で、国際貿易の重要な工程。
船下ろし(ふなおろし)
船舶からの貨物取卸し。輸入通関の起点で、貨物の所有権移転が行われる重要な作業。
問屋(とんや)
生産者と小売業者を結ぶ卸売業者。商品を買い取り、在庫リスクを負いながら流通機能を担う。
仲買(なかがい)
売買の仲介を行う業者。手数料収入が主で、在庫リスクを負わずに取引を成立させる。
甲仲(こうなか)
海運貨物取扱業者の旧称。主に不定期船貨物を扱い、現在はフォワーダーと呼ばれることが多い。
乙仲(おつなか)
通関業者の通称。輸出入の通関手続きを代行し、関税・消費税の納付を含む専門業務を行う。
丙仲(へいなか)
陸上運送取扱業者の旧称。港湾での陸上輸送を担当し、海運と陸運を結ぶ役割を持つ。