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船舶への貨物積込み。船荷証券の発行起点で、国際貿易の重要な工程。
船積みは貨物を船舶に積み込む作業で、国際貿易における重要な節目です。船積み完了により船荷証券(B/L)が発行され、輸出者は代金回収が可能になります。
船腹予約(ブッキング)、輸出通関、保税地域への搬入を完了させます。危険品は事前申告が必要で、船会社の承認を得る必要があります。積載計画(ストウェージプラン)に基づき積込み順序を決定します。
コンテナ船ではガントリークレーンを使用し、20フィートまたは40フィートコンテナを積み込みます。在来船では船舶備え付けのデリックやクレーンを使用します。重量物は船体の安定性を考慮して配置します。
船積み完了後、船会社は船荷証券を発行します。これは有価証券で、貨物の引取りに必要な権利証券です。信用状決済では、銀行に船荷証券を提示して代金を回収します。
信用状や売買契約で定められた船積期限(Latest Shipment Date)を厳守する必要があります。期限を過ぎると契約違反となり、損害賠償の対象となる可能性があります。