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ACL(搭載許容貨物量)
航空輸送において、特定の航空機が特定の路線や条件下で搭載(離陸)することが許容される最大の貨物重量または容積のことです。航空機の性能、燃料搭載量、天候、空港条件などで決まります。
オールウォーター(全水路輸送)
国際貨物輸送において、出発地から最終目的地まで、陸上輸送(トラック、鉄道)などを介さずに、全て船舶(海上または内陸水路)のみを利用して輸送する方式のことです。
AS ARRANGED(取り決め通り)
主に船荷証券(B/L)などの運送書類において、運賃の支払い条件を示す欄に記載されることがある文言で、「(運賃については)別途取り決め済みである」ことを意味します。具体的な運賃額は記載されません。
バース(係留施設)
港湾において、船舶が安全に着岸・係留し、旅客の乗降や貨物の積み降ろし(荷役)を行うための岸壁や桟橋の特定区画のことです。
ブレイクバルク貨物(個包装・個建て貨物)
コンテナやばら積み(バルク)の形態ではなく、個別に梱包・包装された(あるいは梱包されない)状態で船などに積み降ろしされる、多種多様な一般貨物のことです。在来船などで輸送されます。
在来船(ブレイクバルク船)
ブレイクバルク貨物(個包装・個建て貨物)を輸送するために設計された貨物船のことです。通常、船自体にクレーンなどの荷役設備を備えています。「在来型貨物船」とも呼ばれます。
嵩高貨物(かさだかかもつ)
重量に比べて容積(体積)が非常に大きい貨物のことです。運賃計算において、実重量ではなく容積重量(一定容積を特定の重量とみなす)が適用されることがあります。
バイヤーズコンソリデーション
輸入者(バイヤー)が、海外の複数の輸出者(サプライヤー)から商品を調達する際に、それらの貨物を輸出地の特定の場所(例: フォワーダー倉庫)で集約・混載し、一つのコンテナ(FCL貨物)に仕立ててから輸入する輸送形態のことです。
暦月渡し
商品の引き渡し時期を、特定の日付ではなく、「〇月渡し」のように暦の月単位で指定する取引条件のことです。その月のいつ引き渡されるかは、さらに詳細な取り決めによります。
ケープサイズ
主に鉄鉱石や石炭などを運ぶばら積み貨物船(ドライバルク船)のサイズ区分の一つで、大きすぎてスエズ運河やパナマ運河を通航できず、喜望峰(ケープ)やホーン岬(ケープ)を回る必要がある大型船を指します。
加工・流通過程の管理(CoC)基準
製品が原材料から最終製品に至るまでのサプライチェーン全体を通じて、認証された(例: 持続可能な、リサイクルされた)原材料と非認証の原材料が混ざらないように、適切に管理・識別・追跡するための基準や仕組みのことです。
受渡完了
売買契約や輸送契約において、商品の物理的な引き渡し、またはそれに伴う所有権や危険負担の移転が、契約条件に従って完了した状態のことです。決済プロセスの起点となります。
コンテナ
貨物を効率的かつ安全に輸送するために規格化された、金属製の頑丈な箱のことです。海上、陸上(鉄道、トラック)、航空(種類は異なる)を組み合わせた複合輸送を可能にします。
納入先
売買契約に基づき、商品が最終的に届けられるべき場所(住所、倉庫、工場など)または受け取る企業や個人のことです。「送り先」や「届け先」とも呼ばれます。
納品先管理
顧客や商品の届け先(納入先)に関する情報(住所、連絡先、担当者、納入条件など)を正確に把握し、効率的かつ間違いのない納品体制を維持するための管理活動のことです。
受渡方法
商品や証券などの取引において、売り手から買い手へ対象物を引き渡す具体的な方法や手続きのことです。現物受渡、差金決済、書類上の受渡など、市場や契約によって定められます。
納入実績
特定の顧客やプロジェクトに対して、過去に商品をいつ、何を、どれだけ納入したかという記録や履歴のことです。サプライヤー評価や需要予測などに利用されます。
滞船料(デマレージ)
主に定期船・コンテナ船輸送において、港に到着したコンテナが、無料保管期間(フリータイム)を超えてコンテナヤード(CY)内に留置された場合に、船会社から荷主に対して請求される超過保管料のことです。
直送
商品を、卸売業者や小売業者などの中間業者を経由せず、生産者やメーカーから最終顧客(または指定場所)へ直接配送・納品することです。リードタイム短縮やコスト削減に繋がります。
荷揚げ
貨物を船から陸揚げする作業
内航輸送(国内海運)
一国の領海内または内水(河川、湖沼など)において、国内の港から港へ、あるいは地点から地点へと貨物や旅客を船舶で輸送することです。「内航海運」とも呼ばれ、国際輸送(外航)と対比されます。
ドレージ
主に港のコンテナヤード(CY)や鉄道ターミナルと、近隣の倉庫や配送センターなどの拠点との間で、海上コンテナを陸上輸送(主にトラック輸送)することです。
ドライコンテナ
国際海上輸送などで最も一般的に使用される、温度調節機能を持たない密閉型の汎用コンテナのことです。雑貨、工業製品、一部の非生鮮食品など、常温での輸送が可能な様々な貨物に利用されます。
到着予定時刻
輸送中の貨物、船舶、航空機、車両などが目的地に到着すると予想される時刻のことです。「ETA」と略され、サプライチェーン管理や納期管理において参照されます。
出発予定時刻
輸送手段(船舶、航空機、車両など)が出発地を出発すると予想される時刻のことです。「ETD」と略され、輸送スケジュールの計画や管理に用いられます。到着予定時刻(ETA)と対になります。
余剰在庫
予測された需要量や、通常の販売・使用に必要な量(適正在庫)を大幅に超えて保有されている在庫のことです。保管コスト増加、品質劣化、陳腐化などの経営リスクを伴います。
FCL貨物(コンテナ単位貨物)
海上コンテナ輸送において、一つのコンテナを単一の荷主(輸出者)が借り切って、その荷主の貨物だけで満たされた状態(またはその貨物)を指します。LCL貨物(小口混載貨物)と対比されます。
グローバルサプライチェーン
原材料の調達、部品製造、製品組立、在庫管理、物流、販売といった一連のプロセスが、複数の国や地域にまたがって地球規模(グローバル)で展開されている供給網(サプライチェーン)のことです。
本船渡し(FOB)
貿易取引条件(インコタームズ)の一つであるFOB (Free On Board) の本質的な意味を表す日本語です。売り手が、指定された船積港で、貨物を本船の船上に置いた時点で、費用と危険の負担が買い手に移転する条件を指します。
IPI輸送(内陸地点複合輸送)
主に北米において、コンテナ貨物を港(通常は西海岸)で陸揚げした後、鉄道やトラックなどの陸上輸送手段を組み合わせて、内陸部の最終仕向地まで一貫して輸送する複合輸送サービスのことです。
定期船輸送
コンテナ船などが、特定の港間を結ぶ決まった航路(サービスルート)を、公開されたスケジュールに基づいて定期的に繰り返し運航する形態の海上輸送サービスです。不定期船(トランパー)と対比されます。
積み込み
貨物を輸送手段(船、トラック、鉄道など)に積み込む作業のこと。貿易や物流の出発点にあたる重要な工程。
積出港
海上輸送において、貨物が船に積み込まれる出発地の港のことです。貿易書類(船荷証券など)に記載される基本的な情報であり、荷揚港(仕向港)と対になります。
地方港(ローカルポート)
国際的なハブ港(主要港)や大規模な工業港と比較して、より地域的な貨物の取り扱いや、特定の産業(漁業、地域内輸送、観光など)を主目的とする比較的小規模な港のことです。
メンテナンス期間
工場設備、プラント、ITシステムなどを、定期的な点検、修理、更新のために計画的に停止させる期間のことです。この間は生産やサービス提供が制限されることがあります。「定修期間」とも呼ばれます。
モビリティコスト
従業員の出張費、転居費用、通勤費、あるいは商品や原材料の輸送費、物流費など、人やモノが物理的に移動することに伴って発生するコストの総称です。
複合輸送
単一の運送契約のもとで、トラック、鉄道、船舶、航空機といった複数の異なる輸送モード(手段)を組み合わせて、貨物を最終目的地まで一貫して輸送することです。「複合一貫輸送」とも呼ばれます。
抜荷(ぬきに)
輸送中の船舶やコンテナなどから、積載されている貨物の一部だけを途中の港や目的地で荷揚げ(荷降ろし)することです。物流プロセスにおける作業の一つです。
現物受渡し(フィジカルデリバリー)
先物契約などの決済方法の一つで、契約の対象となっている現物商品(原油、金属、穀物など)を、売り手が買い手に実際に引き渡すことによって決済を完了する方法です。差金決済と対比されます。
計画船積
売買契約や生産計画に基づき、特定の商品を特定の時期に出荷(船積みまたは他の輸送手段での発送)する予定のこと、またはその予定数量・内容を指します。実際の出荷実績と対比されます。
抜港(ばっこう)
定期コンテナ船などが、スケジュールの遅延回復、ストライキ、悪天候、採算上の理由などから、予定していた航路上の特定の港への寄港を取りやめることです。
抜取検査
製品のロット全体を検査するのではなく、ロットからランダムにサンプル(試料)をいくつか抜き取り、その検査結果に基づいて統計的にロット全体の品質の合否を判定する品質検査手法です。
サプライチェーン・マネジメント(SCM)
商品やサービスが原材料の調達から最終消費者に届くまでの全プロセス(サプライチェーン)を、情報共有や連携を通じて統合的に管理し、最適化・効率化を図る経営管理手法です。
ソーシング(調達)
企業が製品やサービスを提供するために必要となる資源(原材料、部品、サービス、人材など)を、どこから、どのように、どのような条件で入手(調達)するかを決定し、実行するプロセス全体のことです。
サプライチェーン
商品やサービスが、原材料の調達から生産、加工、在庫管理、物流、販売を経て、最終消費者に届くまでのプロセス全体の連鎖のことです。「供給連鎖」とも訳されます。
現引き
先物などの取引で現物を引き取ること
ターミナル
石油、LNG、穀物などのコモディティやコンテナ貨物を、輸送手段(船、パイプライン、鉄道、トラックなど)から受け入れ、貯蔵し、別の輸送手段へ積み替えるための港湾施設や内陸の物流拠点のことです。
トレーサビリティ(追跡可能性)
製品や食品などが、「いつ、どこで、誰によって」作られ、どのような経路で流通してきたのかを、後から追跡・確認できる状態や、そのための仕組みのことです。品質管理や安全確保、コンプライアンスなどで重要視されます。
輸送コスト
商品や原材料を生産地から消費地へ、あるいは拠点間で物理的に移動させるために発生する費用です。運賃、保険料、荷役費、保管料などが含まれ、物流コストの主要部分を占めます。
荷卸し
輸送手段から貨物を降ろす作業のこと。最終仕向地での受取りや中継地での部分荷卸しを含む。