日本の商慣習で、特定の取引先との間で継続的な取引関係(口座)があり、個々の取引ごとではなく、一定期間(例:月末)にまとめて請求・支払いを行う取引形態、またはその関係性自体を指します。
帳合い(ちょうあい)とは、主に日本の企業間取引(BtoB)における独特の商慣習の一つで、特定の売り手と買い手の間に、継続的かつ反復的な取引を行うための「口座(勘定)」が開設されており、個々の納品やサービスの提供ごとに代金を決済するのではなく、一定期間(通常は1ヶ月、「月末締め」など)の取引をまとめて、後日(例: 翌月末払い)請求- 支払いを行う取引形態、またはそのような継続的な取引関係そのものを指す言葉です。
グローバル化や商慣行の変化、コンプライアンス意識の高まりなどから、従来の帳合い慣行は見直され、より契約に基づいた明確な取引関係へと移行する傾向も見られますが、依然として多くの業界(特に卸売業など)で根強く残っています。
帳合いは、日本の伝統的な企業間取引における関係性や決済方法を示す言葉です。
帳合取引
関税と貿易に関する一般協定(GATT)
1948年に発効した、関税障壁の削減と差別的な貿易慣行の廃止を通じて、自由で無差別な国際貿易体制の確立を目指した多国間協定です。WTO(世界貿易機関)の前身となりました。
買取依頼書(信用状)
信用状(L/C)に基づき輸出代金を回収する際に、輸出者が船積書類とともに買取銀行(または通知銀行)に提出し、為替手形や書類の買い取り(または取り立て)を依頼するための書類です。
商業送り状
輸出者が輸入者宛てに発行する、売買契約の履行内容を示す明細書兼請求書です。商品の品名、数量、価格、インコタームズ条件などが記載され、輸出入通関や代金決済に不可欠な書類です。
ダンピング(不当廉売)
採算を度外視して、通常の国内販売価格や生産コストよりも著しく低い価格で商品を輸出すること、または国内市場で販売することです。「不当廉売」とも呼ばれ、国際貿易や国内競争において問題視されることがあります。
仲介(インターメディエーション)
取引の当事者(売り手と買い手など)の間に立って、契約の成立や取引の円滑な遂行を斡旋・媒介すること、またはその役割や機能のことです。金融仲介、貿易仲介などがあります。
代理店契約
一方の当事者(本人、Principal)が、もう一方の当事者(代理人、Agent)に対して、本人のために特定の業務(例: 商品販売、契約交渉)を行う権限を授与し、代理人がその業務を行うことを合意する契約です。
原産地証明書
輸出される貨物が、どの国または地域で生産・製造されたものであるか(=原産地)を証明する公的な書類です。輸入国の関税率適用や貿易統計などに利用されます。
電子データ交換
企業間の取引(受発注、請求、支払いなど)に関する情報を、標準的な規約(フォーマットや通信手順)に基づいて、コンピューターネットワークを通じて電子的に交換する仕組みです。