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債券価格の金利変動に対する感応度(デュレーション)が、金利水準の変化によってどの程度変化するかを示す指標です。債券価格と利回りの間の非線形な(凸状の)関係を表します。
コンベクシティ(Convexity)とは、主に債券投資において、市場金利が変動した際の債券価格の変動率(価格感応度)を示す指標である「デュレーション」が、金利水準自体が変化することによって、どの程度変化するか、その変化率(感応度の感応度)を示す指標です。
デュレーションは金利微小変化時の債券価格変化率を線形近似しますが、実際には債券価格と利回りの関係は下に凸(コンベクス)な曲線です。コンベクシティはこの曲線の「曲がり具合」(非線形性)を捉える指標(二次近似の補正項)です。
コンベクシティは、債券の価格変動特性をより深く理解するための、デュレーションを補完する指標です。
凸性
ガンマ
ガンマ(Γ)は、オプション取引におけるデルタの変化率を表すリスク指標です。原資産価格の変動に対するデルタの感応度を示し、オプションの価格変動リスクをより詳細に評価します。商品取引では、オプション取引のリスク管理とポートフォリオ最適化において重要なリスク測定指標です。
デルタ
原資産価格が1単位動いたときに、オプション価格がどれだけ変動するかを示す指標です。価格変動への敏感さを表します。たとえばデルタが0.5なら、原資産が1上がるとオプションは0.5上昇します。
シータ
オプションのリスク指標(グリークス)の一つで、他の条件が一定の場合、時間の経過(通常は1日)によってオプション価格(プレミアム)がどれだけ減少するかを示す値です。時間価値の減少度合いを表します。