メインコンテンツへスキップ
トレタム
コモディティ取引用語辞典1612個収録
用語一覧カテゴリーガイドシミュレーションチェックリスト
ホーム
ホーム
用語一覧
デリバティブ
スワップ基本
Credit default swap

リンク

  • ホーム
  • トレタムについて
  • 用語一覧
  • カテゴリ
  • サイトマップ

サポート

  • お問い合わせ
  • お知らせ

法的情報

  • 利用規約
  • プライバシーポリシー

コモディティ取引用語辞典トレタム

コモディティ取引に関する専門用語を学べる総合用語集

© 2024 トレタム All Rights Reserved.

本サイトのコンテンツは、特に明記のない限り、引用・転載を禁止します。

    Credit default swap

    クレジット・デフォルト・スワップ

    スワップ基本

    特定の企業や国などが発行する債券などの参照組織について、信用リスク(デフォルト=債務不履行など)を対象としたデリバティブ(クレジットデリバティブ)の一種です。信用リスクの移転(ヘッジ)や投機に用いられます。

    概要

    クレジット- デフォルト- スワップ(Credit Default Swap, CDS)は、特定の企業や国(参照組織)が発行する債務に関して、その信用リスク(デフォルトやリストラクチャリングといった「クレジットイベント」発生リスク)を取引対象とするデリバティブ契約(クレジットデリバティブ)の一種です。

    仕組み

    二当事者間で以下のキャッシュフローを交換します。

    • プロテクションの買い手: 参照組織の信用リスクに対する保証を得るため、定期的に「プレミアム(CDSスプレッド)」を売り手に支払います。
    • プロテクションの売り手: プレミアムを受け取る見返りに、期間中にクレジットイベントが発生した場合、買い手に対して定められた方法(現物決済または現金決済)で損失を補填する義務を負います。
      実質的に、買い手は信用リスクを売り手に移転し、売り手はプレミアム収入を得る代わりに信用リスクを引き受けます。

    利用目的

    • 信用リスクヘッジ: 保有債券などの信用リスクをヘッジします。
    • 信用リスクへの投機: 特定の企業や国の信用力変化を予想して取引します。
    • ポートフォリオのリスク調整: ポートフォリオ全体の信用リスクエクスポージャーを調整します。
    • 価格発見機能: CDSスプレッドは、市場が評価する参照組織の信用リスクに関する情報を提供します。

    注意点

    • 相対取引が中心ですが、清算機関を通じた清算も行われています。
    • 契約内容が複雑な場合があります。
    • 2008年金融危機では市場の不透明性が問題視され、規制が強化されました。

    CDSは、信用リスクを分離して取引することを可能にする金融デリバティブです。

    同義語・略語

    CDS

    関連用語
    Interest Rate Swap

    金利スワップ

    同一通貨において、異なる種類の金利(主に固定金利と変動金利)に基づいて計算されるキャッシュフローを交換するスワップ契約です。金利変動リスクの管理や、資金調達コストの調整に広く用いられます。

    Commodity Swap

    コモディティスワップ

    特定のコモディティ(商品)の価格変動に基づいてキャッシュフローを交換するスワップ契約です。変動価格と固定価格を交換する形式が一般的です。商品の価格変動リスクを管理するために利用されます。

    Currency Swap

    通貨スワップ

    異なる通貨建てのキャッシュフローを交換するスワップ契約の総称です。主に金利部分のみを交換する場合と、元本交換を伴う場合があります。クロスカレンシースワップは元本交換を伴う通貨スワップの代表例です。

    Variance Swap

    バリアンススワップ

    特定の原資産(株価指数など)の将来の実現ボラティリティの二乗(=バリアンス)と、事前に定めた固定バリアンス水準(ストライク)との差額を交換するスワップ契約です。ボラティリティ変動に対する純粋なエクスポージャーを取るために利用されます。

    Total Return Swap

    トータルリターンスワップ

    特定の資産(株式、債券、指数など)から生じるトータルリターン(価格変動+インカムゲイン)を、市場金利などに連動する金利支払いと交換するスワップ契約です。資産の保有権を移さずに経済的エクスポージャーを移転させます。

    Cross Currency Swap

    クロスカレンシースワップ

    異なる通貨建てのキャッシュフロー(元本と金利)を交換するスワップ契約です。為替リスクと金利リスクを同時に管理する目的で利用されます。契約開始時と終了時に元本交換を伴うことが多いです。

    Volatility Swap

    ボラティリティスワップ

    特定の原資産(株価指数など)の将来の実現ボラティリティ(標準偏差)と、事前に定めた固定ボラティリティ水準(ストライク)との差額を交換するスワップ契約です。バリアンススワップと似ていますが、ボラティリティ(標準偏差)そのものを対象とします。