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東京商品取引所(TOCOM)は、日本最大の商品先物取引所です。貴金属(金、銀、プラチナ、パラジウム)、エネルギー(原油、ガソリン、軽油、灯油)、ゴムなどの商品先物を取り扱っています。2019年に日本取引所グループの完全子会社となり、総合デリバティブ取引所への発展を目指しています。
東京商品取引所(Tokyo Commodity Exchange、略称:TOCOM)は、日本最大かつアジアを代表する商品先物取引所です。1984年に東京繊維商品取引所、東京ゴム取引所、東京金取引所の3取引所が合併して設立され、2019年10月には日本取引所グループ(JPX)の完全子会社となりました。貴金属、エネルギー、農産物- ゴムなど多様な商品先物を取り扱い、価格発見機能とリスクヘッジ機能を提供しています。
TOCOMの主要取扱商品は、貴金属市場とエネルギー市場に大別されます。貴金属市場では、金、銀、プラチナ、パラジウムの先物取引を行っており、特に金先物は「TOCOM金」として国際的にも認知されています。エネルギー市場では、中東産原油、ガソリン、軽油、灯油の先物取引を提供しています。また、ゴム市場ではRSS(リブドスモークドシート)とTSR(技術的格付ゴム)の取引を行っています。各商品は標準物と呼ばれる規格品を対象とし、限月制による先物取引が行われています。
TOCOMは、アジア時間帯における商品価格の指標形成において重要な役割を果たしています。特に金市場では、ロンドン、ニューヨークと並ぶ世界三大金市場の一つとして位置付けられており、「東京金」の価格は国際的な金価格形成に影響を与えています。プラチナ市場においては、世界最大の取引高を誇り、グローバルなプラチナ価格の基準となっています。また、中東産原油先物は、アジア地域における原油価格指標として、シンガポールや上海の市場と競合しながら価格形成機能を担っています。
TOCOMは最新の電子取引システムを採用し、高速かつ安定的な取引環境を提供しています。取引時間は、日中立会(8:45-15:15)と夜間立会(16:30-翌5:30)の2部制で、ほぼ24時間の取引が可能です。清算業務は日本商品清算機構(JCCH)が担当し、取引の決済保証と リスク管理を行っています。証拠金制度としてSPAN方式を採用し、ポートフォリオ全体のリスクを考慮した効率的な証拠金管理を実現しています。また、値幅制限やサーキットブレーカー制度により、市場の安定性を維持しています。
2019年のJPXグループ入り以降、TOCOMは総合デリバティブ取引所への転換を進めています。大阪取引所との連携により、商品デリバティブと金融デリバティブの垣根を越えた新商品開発が可能となりました。電力先物市場の開設、LNG先物の検討など、新たなエネルギー関連商品の上場準備も進んでいます。また、取引システムの統合により、投資家は一つのインターフェースで商品- 金融の両デリバティブにアクセスできるようになり、利便性が大幅に向上しています。
TOCOMは市場の活性化と国際競争力強化に向けた取り組みを積極的に推進しています。海外投資家の参加促進のため、英語での情報提供強化、海外ブローカーとの提携拡大、取引時間の延長などを実施しています。また、中国やインドなどアジア新興国の商品取引所との連携を深め、アジア地域の商品市場発展に貢献しています。教育プログラムの充実により、個人投資家や事業法人の市場参加も促進し、市場の厚みを増す努力を続けています。今後は、カーボンクレジット市場の創設など、持続可能な社会の実現に向けた新市場の開発にも取り組んでいく方針です。
TOCOM, 東商取
東京証券取引所
東京証券取引所(TSE)は、日本最大の株式市場を運営する証券取引所です。プライム市場、スタンダード市場、グロース市場の3つの市場区分を設け、約3,900社が上場しています。日本経済の中核的な資金調達市場として、企業の成長と投資家の資産運用を支える重要な金融インフラです。
名古屋証券取引所
名古屋証券取引所(名証)は、中部地方の経済圏を基盤とする地方証券取引所です。プレミア市場、メイン市場、ネクスト市場の3市場を運営し、約270社が上場しています。地域企業の資金調達と成長支援に特化し、中部経済圏の金融インフラとして重要な役割を果たしています。
札幌証券取引所
札幌証券取引所(札証)は、北海道経済圏を基盤とする地方証券取引所です。本則市場とアンビシャス市場を運営し、北海道に本社を置く企業を中心に約60社が上場しています。地域密着型の取引所として、北海道企業の成長支援と地域経済の活性化に貢献しています。
金融取
東京金融取引所(TFX)は、金融デリバティブ専門の取引所です。為替証拠金取引「くりっく365」、株価指数証拠金取引「くりっく株365」、金利先物などを取り扱っています。個人投資家向けの取引所FXのパイオニアとして、透明性の高い金融デリバティブ市場を提供しています。
日本取引所グループ
日本取引所グループ(JPX)は、東京証券取引所と大阪取引所を傘下に持つ日本最大の取引所持株会社です。2013年に東京証券取引所グループと大阪証券取引所の経営統合により誕生しました。世界第3位の時価総額を誇る総合取引所グループとして、現物株式からデリバティブまで幅広い金融商品の取引インフラを提供しています。
大阪取引所
大阪取引所(OSE)は、日本最大のデリバティブ専門取引所です。日経225先物・オプション、TOPIX先物・オプションなど、主要な株価指数デリバティブを取り扱っています。アジアのデリバティブ市場の中核として、ヘッジ取引や裁定取引の場を提供し、価格発見機能と流動性供給の役割を果たしています。
福岡証券取引所
福岡証券取引所(福証)は、九州経済圏を基盤とする地方証券取引所です。本則市場とQ-Board市場を運営し、九州・沖縄地域の企業を中心に約110社が上場しています。アジアへの玄関口という地理的優位性を活かし、地域企業の成長とアジア市場との連携を推進しています。