堂島(どうじま)
大阪にあった江戸期の米市場。世界初の先物取引発祥地として知られる堂島米会所。
堂島(どうじま)
大阪にあった江戸期の米市場。世界初の先物取引発祥地として知られる堂島米会所。
先物(さきもの)
将来の特定期日に受渡しする契約取引。先物取引の日本語表現。
直物(じきもの)
直ちに受渡しする現物取引。即座に決済される取引。
現先(げんさき)
現物と先物を同時に反対方向で売買する取引形態。現物買いと先物売り、またはその逆の組み合わせ。
ザラ場(ざらば)
取引所で通常時間に行われる連続売買。寄り付きと引けの間の通常取引時間。
板寄せ(いたよせ)
一定時刻に注文を集めて一度に約定させる方式。オークション方式の一種。
寄り付き(よりつき)
取引開始時の初値。その日の最初の取引で成立した価格。
船積み(ふなづみ)
船積みは、商品を船舶に積み込む作業を指します。国際商品取引において、船積み時期と条件は価格決定と契約履行の重要な要素となり、船荷証券の発行により所有権が移転します。
蔵出し(くらだし)
倉庫から商品を出すこと。保管商品の出庫作業。
艀(はしけ)
大型船から岸や倉庫への小型船輸送。港湾荷役で使用される平底の小型運搬船。
引け(ひけ)
取引終了時の最終値段。その日の最後に成立した取引価格。
回し(まわし)
仲介者を介して行う商品の受渡し。直接取引せず第三者を通じて取引すること。
両建て(りょうだて)
同一商品の売りと買いを同時に持つこと。買建玉と売建玉を同時に保有する状態。
建玉(たてぎょく)
未決済の売買契約(ポジション)。まだ反対売買されていない約定。
手仕舞い(てじまい)
建玉を決済し取引終了。ポジションをクローズすること。
天秤(てんびん)
売買条件の調整や価格交渉のバランス取り。双方の利害を調整する交渉術。
差金決済(さきんけっさい)
現物を受け渡さず差額のみで決済。価格差による損益のみを授受する決済方法。
仕切り(しきり)
仕切りは、商品取引における最終決済と清算を意味します。日本の商品取引所では、仕切り値段での現物決済または差金決済により、取引を完了させる重要なプロセスとなっています。
諸掛(しょがかり)
取引に付随する諸費用全般(輸送費・保険料・関税など)。商品の原価以外にかかる全ての経費。
商社建(しょうしゃだて)
商社が契約主体となって行う売買形態。商社が売主または買主として契約する取引方式。
当座(とうざ)
即時の取引・決済。その場限りの取引や、すぐに決済される取引を指す。