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コモディティ取引用語辞典トレタム

コモディティ取引に関する専門用語を学べる総合用語集

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    Option

    オプション

    オプション基本

    将来的な価格で資産を売買できる権利を売買する金融商品。ヘッジや投機に用いられる。

    概要

    オプションとは、ある資産(株、通貨、商品など)を将来、あらかじめ決めた価格で「買う」または「売る」ことができる権利のことです。「義務」ではなく「権利」なので、実際にその取引を行うかどうかは持ち主の判断に任されています。

    この性質が、先物などの「必ず売買しなければならない契約」との大きな違いです。

    種類と仕組み

    オプションには2種類あります。

    • コールオプション(Call):将来「買うことができる」権利
    • プットオプション(Put):将来「売ることができる」権利

    たとえば、ある株を100円で買えるコールオプションを持っていれば、将来その株が120円になったとき、100円で買って20円の利益を得ることができます。逆に、株価が80円に下がっても、権利を行使せずにやめれば損は限定されます(払ったプレミアムだけで済みます)。

    主な用語

    • 権利行使価格(Strike Price):将来売買できると決められた価格
    • 満期日(Expiration Date):オプションの期限
    • プレミアム(Premium):オプションを買うときに払うお金(保険料のようなもの)

    何のために使うか

    • 株や資源価格の下落に備える保険として(ヘッジ)
    • 少ない資金で大きな利益を狙う投機的な取引として
    • 自社株買いや従業員へのストックオプションなど、企業経営のツールとして

    商社では、たとえば原油価格の急上昇リスクに備えて「買う権利」を保有するなど、価格変動への備えとして使われることがあります。

    注意点

    • 価格の動きが期待どおりにならなければ、プレミアムが無駄になる
    • 組み合わせ取引が多く、構造が複雑になりやすい
    • リスクは限定的でも、プレミアムが高額な場合は負担が大きい

    関連用語

    • 先物取引(Futures)
    • デリバティブ
    • コール / プット
    • イン- ザ- マネー / アウト- オブ- ザ- マネー
    • 時間価値 / 内在価値
    関連用語
    Strike Price

    権利行使価格

    オプションの権利を行使する際に、原資産を売買する基準となる価格のことです。「エクササイズプライス」とも呼ばれます。オプション契約を定義する上で基本的な要素の一つです。

    Option Writer

    オプション売り手

    オプション契約の「売り手」のことです。オプションプレミアムを受け取る代わりに、買い手が権利行使した場合に、原資産を売買する「義務」を負います。「オプションセラー」とも呼ばれます。

    In the Money

    イン・ザ・マネー

    In the Money(イン・ザ・マネー)は、オプションの権利行使価格が原資産の価格に対して有利な状態を指します。コールは市場価格が高い場合、プットは市場価格が低い場合が該当します。

    Option Holder

    オプション保有者

    オプション契約の「買い手」のことです。オプションプレミアムを支払うことで、原資産を特定の価格で売買する「権利」を取得しますが、権利を行使する「義務」はありません。損失は支払ったプレミアムに限定されます。

    Premium

    プレミアム

    基準となる価値や価格に対する「上乗せ価格」や「割増金」を指します。オプション取引における権利料(価格)や、保険契約における保険料、債券価格の額面超過分などを指すことが多いです。

    European Option

    ヨーロピアンオプション

    ヨーロピアンオプションは、満期日にのみ権利行使ができるオプション契約です。取引の評価や管理がシンプルで、金融工学モデルでよく使われます。

    At-The-Money

    アット・ザ・マネー

    原商品の市場の現在価格とオプションの権利行使価格が等しい状態。ATMとも略される。

    Underlying Asset

    原資産

    オプション取引の対象となる資産のことです。株式、株価指数、通貨、金利、コモディティ(商品)など、様々なものが原資産となり得ます。オプションが「何の権利」であるかを定義します。