用語一覧

当初1,000ドル（または他の基準額）を投資したと仮定した場合、その後の運用によって資産価値がどのように成長したかを指数化したものです。投資の累積的な成長を視覚的に示します。

原子番号23の元素（V）で、遷移金属の一つです。硬く延性のある銀白色の金属で、主な用途は鉄鋼（特に高張力鋼や工具鋼）の強度や靭性、耐摩耗性を向上させるための合金添加剤です。

データのばらつきの大きさを表す統計的な尺度の一つです。各データと平均値との差（偏差）の二乗の平均値として計算されます。標準偏差の二乗と同じ値になります。

金融資産のリターン変動をモデル化する確率過程（レヴィ過程）の一つです。正規分布よりも裾が厚く（ファットテール）、歪みを持つ分布を表現でき、オプション評価などに用いられます。

特定の原資産（株価指数など）の将来の実現ボラティリティの二乗（＝バリアンス）と、事前に定めた固定バリアンス水準（ストライク）との差額を交換するスワップ契約です。ボラティリティ変動に対する純粋なエクスポージャーを取るために利用されます。

金融資産ポートフォリオなどが、特定の期間内に、一定の確率（信頼水準）の範囲内で被る可能性のある最大損失額を統計的に推定した指標です。市場リスク管理などで広く利用されています。

一定期間内に発生する可能性のある最大損失額の指標

商品やサービスの生産・流通の各段階で新たに加えられた価値（付加価値）に対して課される間接税の一種です。最終的には消費者が負担しますが、事業者が納税義務を負います。日本の消費税もVATに分類されます。

オプションポートフォリオのベガ（インプライド・ボラティリティの変化に対する価格感応度）リスクを、他のオプション取引などを利用して相殺するヘッジ手法です。ボラティリティ変動の影響を中立化します。

オプションのリスク指標（グリークス）の一つで、他の条件が一定の場合、原資産のボラティリティ（予想変動率）が1%変化したときにオプション価格（プレミアム）がどれだけ変化するかを示す値です。

ボランタリー（自主的）カーボン市場において、独立した基準・認証機関（例：Verra, Gold Standard）によって検証・認証された温室効果ガス排出削減・吸収量（カーボンクレジット）のことです。「VERs」と複数形で呼ばれることが多いです。

株式、為替、コモディティなどの資産価格の変動の度合い（大きさ）を示す指標です。通常、価格の変化率の標準偏差で測定され、リスクの大きさを示す指標として、またオプション価格を決定する重要な要素として用いられます。

特定の原資産（株価指数など）の将来の実現ボラティリティ（標準偏差）と、事前に定めた固定ボラティリティ水準（ストライク）との差額を交換するスワップ契約です。バリアンススワップと似ていますが、ボラティリティ（標準偏差）そのものを対象とします。

一定期間内に成立した取引量（出来高）の増減や、価格変動との関係性を分析する手法です。市場のエネルギーやトレンドの信頼性、転換点などを判断する材料として用いられます。

企業や個人などが、法的な排出削減義務の遵守ではなく、自主的なカーボンニュートラル目標達成や環境貢献などの目的で、カーボンクレジット（主にVER）を取引する市場のことです。制度的な市場（Compliance Market）と対比されます。