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原産地規則
国際貿易において、ある産品がどの国で生産・製造されたか(=原産地)を決定するための基準や手続きを定めたルールのことです。特恵関税の適用や貿易統計などに用いられます。
ROO
ASEAN中国自由貿易協定(ACFTA)
東南アジア諸国連合(ASEAN)加盟10カ国と中華人民共和国との間で締結された自由貿易協定(FTA)です。物品貿易の関税撤廃・削減などを中心に、サービス貿易、投資なども対象としています。
ASEAN(東南アジア諸国連合)
東南アジア10カ国から成る地域協力機構です。経済成長、社会・文化的発展、地域の平和と安定などを目的とし、ASEAN経済共同体(AEC)の形成などを進めています。「アセアン」とも呼ばれます。
東アジア地域包括的経済連携(RCEP)
ASEAN10カ国と日本、中国、韓国、オーストラリア、ニュージーランドの計15カ国が参加する広域経済連携協定です。物品貿易、サービス貿易、投資、知的財産など幅広い分野をカバーし、2022年に発効しました。
FTA/EPA(自由貿易協定/経済連携協定)
特定の国や地域の間で、物品の関税撤廃・削減、サービス貿易の自由化、投資ルールの整備などを通じて、自由な貿易と経済連携の強化を目指す国際的な協定です。内容の広さでEPAとFTAが使い分けられることがあります。
一般特恵関税制度(GSP)
先進国が開発途上国・地域からの輸入品(主に農水産品や工業製品)に対して、通常の関税率よりも低い税率(特恵関税)または無税を一方的に適用する制度です。途上国の輸出所得増大や経済発展を支援することを目的とします。
特恵関税
特定の国や地域からの輸入品に対して、一般的に適用される関税率(最恵国待遇税率)よりも低い税率、または無税を適用する有利な関税のことです。FTA/EPAやGSP制度に基づき設定されます。
参考文献はありません