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コモディティ取引用語辞典トレタム

コモディティ取引に関する専門用語を学べる総合用語集

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    Time Value

    時間価値

    オプション価値

    オプションプレミアム(価格)のうち、本質的価値を除いた部分のことです。満期までの残り時間や将来の価格変動(ボラティリティ)への期待を反映しています。満期が近づくと減少します。

    概要

    時間価値(Time Value)は、オプションのプレミアム(価格)を構成する要素の一つで、プレミアム総額から本質的価値(Intrinsic Value)を差し引いた残りの部分です。オプションが満期を迎えるまでの「時間」に残された、原資産価格が有利な方向に変動する可能性(期待値)を反映した価値と言えます。「期待価値」や「時間的価値」、「外在的価値(Extrinsic Value)」とも呼ばれます。

    計算式

    時間価値 = オプションプレミアム - 本質的価値
    (本質的価値は、ITMの場合はプラス、ATM- OTMの場合はゼロです)

    特徴

    • 常にゼロ以上: 時間価値はマイナスになりません。
    • 満期日にゼロ: 満期日には将来の変動可能性がなくなるため、時間価値はゼロになります。
    • 時間経過と共に減少 (タイムディケイ): 満期日が近づくにつれて時間価値は減少します(セータ効果)。
    • ボラティリティの影響: 将来の価格変動期待(インプライド- ボラティリティ)が高まると時間価値は増加します(ベガの影響)。
    • マネネスとの関係: 一般的にアット- ザ- マネー(ATM)のオプションで時間価値が最大になる傾向があります。

    意味合い

    時間価値は、オプション買い手が権利行使せずに満期を迎えた場合に失う価値であり、売り手にとっては時間経過と共に得られる収益源となります。

    オプションの価格形成と戦略を理解する上で不可欠な概念です。

    同義語・略語

    期待価値, 時間的価値, Extrinsic Value

    関連用語
    Premium Decay

    プレミアムの減価

    オプションの時間価値が、満期日の接近に伴って減少していく現象のことです。「タイムディケイ」とも呼ばれます。オプションの売り手にとっては収益源、買い手にとってはコスト要因となります。

    Carr-Madan Formula

    キャー=マダン公式

    オプションの価格評価に関する公式で、特にヨーロピアンオプションの価格を、そのペイオフ関数のフーリエ変換(特性関数)を用いて表現するものです。高速フーリエ変換(FFT)を利用した効率的な計算が可能です。

    Strategic Commodities

    戦略商品

    Strategic Commodities(戦略商品)は、国家安全保障、経済発展、産業競争力に不可欠な重要資源です。レアアース、半導体材料、エネルギー資源、重要鉱物などが該当し、商品取引では地政学的リスク管理、供給確保戦略、代替技術開発が重要な経営課題となっています。

    Time Decay

    タイム・ディケイ

    オプションの時間価値が時間の経過とともに減少していくこと。

    Put-Call Parity

    プット・コール・パリティ

    同じ原商品、同じ権利行使価格、同じ期日のプット・オプションとコール・オプションのオプション・プレミアム相互間の関係。

    Option Premium

    オプションプレミアム

    オプション契約を売買する際の価格(値段)のことです。オプションの買い手が売り手に対して支払う権利の対価であり、本質的価値と時間価値から構成されます。