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燃料油価格調整金(BAF)
海上運賃の割増料(サーチャージ)の一種で、船舶燃料(バンカーオイル)の価格変動を運賃に反映させるための調整金のことです。「燃料割増料」や「燃料調整費」とも呼ばれます。
基準金利(ベースレート)
金融機関が融資金利などを決定する際の基礎となる金利、または他の金利や価格を算出するための基準となる利率のことです。中央銀行の政策金利などが該当します。
ベーシス
特定の時点における、ある商品の現物価格(スポット価格)と先物価格との価格差のことです。金利、保管コスト、便宜収益などを反映し、その変動はベーシスリスクと呼ばれます。
ベーシススプレッド
主に金利ベーシススワップにおいて、異なる変動金利指標間で交換される金利に付加される固定のスプレッド(上乗せまたは割引)のことです。二つの指標間の市場での評価差(信用リスクや流動性の差など)を反映しています。
買取手形手数料(B/B Fee)
銀行が荷為替手形などを買い取る(Bills Bought, B/B)際に、その手続きや信用リスク評価などに対して輸出者から徴収する手数料のことです。
ビッド(買い気配)
市場において、買い手が特定の資産(株式、通貨、商品など)を購入してもよいと提示している価格(買値)またはその意思表示のことです。「買い気配」とも呼ばれます。売り手が提示するアスク(売値)と対になります。
ビッド・アスク・スプレッド
買値と売値の差を表す指標
ビッド・オファー・スプレッド(売買気配値幅)
市場における、ある資産の最も高い買い注文価格(ビッド)と、最も低い売り注文価格(オファー/アスク)との差のことです。この差(スプレッド)は、市場の流動性や取引コストを示します。
ビッドプライス(買値)
市場で買い手が特定の資産を購入してもよいと提示している価格水準のことです。「買値」や「買い気配値」と同義です。売り手が提示するアスクプライス(売値)と対になります。
ブラック=ショールズモデル
ブラック=ショールズモデルは、1973年にブラックとショールズが提唱した、オプション価格を数理的に評価するための理論モデルです。オプションの理論価格を、株価、権利行使価格、満期までの期間、無リスク金利、ボラティリティなどの要素に基づいて算出します。 モデルは完全市場、取引コストゼロ、リスクフリーヘッジが可能といった理想的な前提を置いています。これにより、「リスクを取らずに確実な利益が出ないように市場が調整される(裁定理論)」という考え方が成り立ちます。 実務では、オプションの価格算定だけでなく、感応度(Greeks)の計算、インプライド・ボラティリティの推定、リスクヘッジ戦略の設計など幅広く応用されます。 一方で、現実の市場ではボラティリティが一定でない、急激な価格変動がある、取引コストが発生するなど、理論との乖離も多くあります。特にオプション価格が対象資産価格に対して非対称に変動する“スマイル”現象は、モデルの限界を示す一例とされています。
B/L発行手数料
船会社やNVOCC(利用運送事業者)が、船荷証券(Bill of Lading, B/L)を発行する際に、荷送人(輸出者)に対して請求する手数料のことです。