ビッド
値段を示して特定数量の商品を買い付ける旨の申出。
先物市場の構造、標準化契約、証拠金制度の理解
ビッド
値段を示して特定数量の商品を買い付ける旨の申出。
ブル・ベア
ブルは強気筋または価格上昇を予想する人、ベアは弱気筋または価格下落を予想する人。
クローズ(引け、ポジション決済)
市場取引において、取引セッションの終了時刻(引け、Closing)を指す場合と、保有しているポジションを反対売買によって解消すること(ポジションクローズ、手仕舞い)を指す場合があります。
限月
先物契約やオプション契約において、その契約が満期を迎え、最終決済または現物の受渡しが行われる月のことです。取引所では複数の限月が同時に取引され、通常は直近限月ほど流動性が高くなります。
日次清算/値洗い
先物取引において、毎営業日の終値で全ての未決済ポジションの評価損益を計算し、証拠金の過不足を調整する制度です。これにより信用リスクを日次で管理し、市場の健全性を維持します。
一部約定許容(残数有効)注文?
発注した注文数量のうち、即座に約定可能な数量だけを約定させ、残りの未約定部分はキャンセルせずに有効な注文として市場に残す条件付き注文と考えられます。(一般的なFOKやIOCとは異なる概念の可能性があります)
最終決済/満期決済
先物契約が満期を迎えた際に行われる最終的な決済のことです。現物決済の場合は実際の商品の受渡し、差金決済の場合は最終清算価格に基づく差額の金銭授受が行われます。
過去ではなくリアルタイムまたは未来のデータで戦略を検証する手法。
先物市場
将来の特定期日に、あらかじめ定められた価格で商品や金融資産を売買することを約束する標準化された契約(先物契約)が取引される組織化された市場です。価格発見機能とリスクヘッジ機能を提供し、現物市場と並ぶ重要な市場インフラとして機能しています。
当日限り有効注文(GFD)
発注した注文が、その日の取引終了時間まで有効であるという期間条件のことです。「GFD」または単に「Day Order」とも呼ばれます。その日のうちに約定しなければ、自動的に失効(キャンセル)されます。
当初証拠金
先物取引や信用取引、FXなどの証拠金取引を開始する際に、取引相手の信用リスクを担保するために、最初に預け入れる必要がある証拠金(担保金)のことです。「必要証拠金」の一部です。
ストップ高/ストップ安
先物市場において、1日の価格変動が値幅制限の上限に達した状態を「ストップ高(Limit Up)」、下限に達した状態を「ストップ安(Limit Down)」と呼びます。この状態では取引が制限または停止されます。
維持証拠金
先物ポジションを維持するために必要な最低限の証拠金水準です。証拠金残高がこの水準を下回ると追証(マージンコール)が発生し、追加証拠金の差し入れが必要となります。
証拠金(マージン)
先物取引や信用取引、FXなどのレバレッジ取引を行う際に、取引の担保として預け入れる資金のことです。価格変動による損失に備えるためのもので、「保証金」とも呼ばれます。
マージンコール(追証)
証拠金取引において、相場変動によりポジションに評価損が発生し、口座の証拠金残高が維持証拠金レベルを下回った場合に、取引業者から顧客に対して追加の証拠金(追証)の差し入れを求める通知または要求のことです。
建玉残高(取組高)
先物取引やオプション取引において、特定の限月の契約で、まだ決済されずに残っている未決済の買い建玉または売り建玉の総数のことです。「取組高」とも呼ばれます。
アウトライト取引
将来の価格変化の予想に基づいてデリバティブ取引のポジションをとり、利益を得ようとする取引。投機取引とも呼ばれる。
ポジション/建玉
先物・オプション取引において、まだ決済されていない未決済の契約のことです。買い契約を保有している状態を「買いポジション(ロング)」、売り契約を保有している状態を「売りポジション(ショート)」と呼びます。
値幅制限
株式市場や商品先物市場などで、一日の取引における価格の変動幅(上限・下限)を、前日の終値などを基準にあらかじめ定めておく制度のことです。市場の過熱や混乱を防ぐ目的があります。
ロールオーバー
先物やFXなどの取引で、ポジション(建玉)を満期日(限月)を越えて持ち越すために、期近の限月のポジションを手仕舞い、同時に期先の限月のポジションを新たに建てる取引操作のことです。
現物先物平価
現物価格と先物価格の理論的な関係を示す概念です。先物価格は現物価格に金利と保管コストを加え、コンビニエンスイールドを差し引いた値に収束するという理論的関係を表します。