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オーツ麦(燕麦)
イネ科カラスムギ属の穀物です。主に家畜の飼料、特に馬の飼料として用いられますが、人間用としてもオートミールやシリアルなどの健康食品として消費が増えています。
オファー(売り気配)
市場において、売り手が特定の資産を売ってもよいと提示している価格(最も低い売値)、またはその意思表示のことです。「アスク(Ask)」や「売り気配」と同義で用いられます。
オファー価格(売値)
市場において、売り手が特定の資産を売ってもよいと提示している価格(最も低い売値)のことです。「アスク価格(Ask Price)」や「売値」、「売り気配」と同義です。買い手が提示するビッド価格(買値)と対になります。
オレフィン
分子内に二重結合を一つ持つ不飽和炭化水素(アルケン)の総称です。主にナフサを熱分解して得られ、プラスチック(ポリエチレン、ポリプロピレン等)をはじめとする様々な石油化学製品の基礎原料となります。
オメガレシオ
目標リターン(通常は最低受容リターンや無リスク金利)を上回るリターンの確率加重平均(ゲイン)を、下回るリターンの確率加重平均(ロス)で割った値です。リターン分布全体を考慮したリスク調整後リターン指標です。
オンバランス取引
企業の貸借対照表(バランスシート)に、資産または負債として計上される取引のことです。オフバランス取引と対比され、企業の財務状況に直接的な影響を与える取引を指します。
OCO注文
二つの異なる注文(通常は指値と逆指値)を同時に発注し、どちらか一方の注文が約定(または取消)された場合に、もう一方の注文が自動的にキャンセルされる条件付き注文です。「オーシーオー」と読みます。
片買い
ヘッジなどを伴わず、単純に価格上昇を期待して商品や金融資産を買い持ち(ロングポジション)にすることです。相場が下がれば損失が発生する、方向性に賭ける取引です。
片売り
ヘッジなどを伴わず、単純に価格下落を期待して商品や金融資産を売り持ち(ショートポジション、空売り)にすることです。相場が上がれば損失が発生する、方向性に賭ける取引です。
ワンウェイヘッジ
為替変動リスクなどに対し、不利な方向への変動リスク(例:円高リスク)のみをヘッジし、有利な方向への変動による利益(例:円安メリット)は確保しようとするヘッジ戦略のことです。オプション取引などが利用されます。
始値(寄り付き)
取引所の取引時間開始後、または特定の取引セッションの開始時に、最初に成立した取引の価格のことです。「寄り付き値段」とも呼ばれます。その日の取引の起点となる価格です。
建玉残高(取組高)
先物取引やオプション取引において、特定の限月の契約で、まだ決済されずに残っている未決済の買い建玉または売り建玉の総数のことです。「取組高」とも呼ばれます。
未決済ポジション(建玉)
市場で新規に構築(エントリー)され、まだ反対売買による決済(クローズ)が行われていない状態の持ち高のことです。「建玉(たてぎょく)」とも呼ばれ、市場リスクに晒されています。
オペレーショナルリスク
企業の業務プロセス、人、システム、または外部の出来事(災害など)が原因で損失が発生するリスクのことです。市場リスクや信用リスク以外の、事業運営に伴うリスク全般を広く含みます。
オペレーション部門(デスク)
金融機関や商社などで、トレーダーが執行した取引の後の事務処理(契約確認、決済指示、ポジション管理、書類作成など)を担当する部門またはチームのことです。取引の円滑な実行を支えます。
機会費用
ある選択肢を選んだことによって、選ばなかった他の選択肢を選んでいれば得られたであろう、最大の利益や価値のことです。経済学的な意思決定において考慮されるコスト概念です。
オプション
将来的な価格で資産を売買できる権利を売買する金融商品。ヘッジや投機に用いられる。
オプションチェーン
特定の原資産について、利用可能なオプション契約(コールとプット)を権利行使価格や満期日ごとに一覧表示したものです。価格、出来高、建玉などの情報が含まれ、取引戦略の検討に用いられます。
オプション契約
特定の原資産を、将来の特定の期日または期間内に、あらかじめ定められた価格(権利行使価格)で買う権利(コール)または売る権利(プット)を当事者間で取り決める契約のことです。
オプション保有者
オプション契約の「買い手」のことです。オプションプレミアムを支払うことで、原資産を特定の価格で売買する「権利」を取得しますが、権利を行使する「義務」はありません。損失は支払ったプレミアムに限定されます。
オプションプレミアム
オプション契約を売買する際の価格(値段)のことです。オプションの買い手が売り手に対して支払う権利の対価であり、本質的価値と時間価値から構成されます。
オプション売り手
オプション契約の「売り手」のことです。オプションプレミアムを受け取る代わりに、買い手が権利行使した場合に、原資産を売買する「義務」を負います。「オプションセラー」とも呼ばれます。
オレンジジュース
オレンジの果実から搾られた果汁、またはそれを濃縮還元した飲料です。特に冷凍濃縮オレンジジュース(FCOJ)が、ソフトコモディティとして国際的に取引されています。
オーダーブック(板情報)
取引所などの市場において、特定の金融商品に対する未約定の買い注文(ビッド)と売り注文(アスク)を価格水準ごとに一覧表示したものです。「板(いた)情報」とも呼ばれ、市場の需給状況や流動性を判断する手がかりとなります。
注文入力(オーダーエントリー)
金融商品やコモディティの売買注文(銘柄、数量、価格、執行条件など)を、取引システムや取引端末に入力・登録し、市場やブローカーに発注するプロセス、またはそのためのシステム機能のことです。
注文マッチング(売買 Sい)
取引所などの市場システムにおいて、買い注文と売り注文を、定められたルール(価格優先、時間優先など)に基づいて引き合わせ、売買を成立(約定)させるプロセスです。「付け合わせ」や「売買 Sい」とも呼ばれます。
注文検証
投資家から受け付けた売買注文が、取引所の規則やブローカー内部のリスク管理基準(残高、与信枠、注文可能数量など)に適合しているかどうかを、市場に送信する前にシステムが自動的にチェックするプロセスです。
オスミウム
原子番号76の元素(Os)で、白金族元素(PGM)の一つです。既知の全ての元素の中で最も密度が高い(最も重い)金属として知られます。非常に硬く、融点も高いですが、酸化物が有毒なため用途は限定的です。
店頭取引(相対取引)
取引所市場を介さずに、当事者同士(またはブローカー・ディーラーを介して)が直接、価格や数量、その他の条件を交渉して行う取引のことです。「相対取引(あいたいとりひき)」とも呼ばれます。為替、債券、スワップなどで主流です。
乙仲
日本の旧海運組合法における「乙種海運仲立業」の略称で、主に港湾地区で、荷主の依頼に基づき、輸出入貨物の船積み・荷揚げ、通関、保管、運送などに関する手続きを代行する事業者のことです。現在は主に「港湾運送事業者」や「海貨業者」と呼ばれます。
停止リスク(設備停止リスク)
工場、発電所、プラント、ITシステム、通信網などの重要な設備やインフラが、故障、事故、災害、サイバー攻撃、メンテナンス不備などによって予期せず停止し、生産活動やサービス提供が中断してしまう可能性(リスク)のことです。
アウト・オブ・ザ・マネー
Out of the Money(アウト・オブ・ザ・マネー)は、オプションを権利行使しても利益が出ない状態を指します。コールでは市場価格が低い場合、プットでは市場価格が高い場合が該当します。
オーバーレイ戦略
既存の資産ポートフォリオ(例:株式、債券)の基本的な構成は変更せずに、その上にデリバティブ(先物、オプション、スワップ)取引を「重ねて(Overlay)」行うことで、特定のリスク(為替、金利など)を管理したり、追加的なリターン(アルファ)を追求したりする運用戦略です。
相対取引(OTC)
証券取引所や商品取引所などの公設の取引所市場を介さずに、当事者同士(例: 金融機関と顧客、企業間)が直接、または仲介者を通じて価格や数量、その他の取引条件を交渉し、合意に基づいて行う取引のことです。「OTC取引」とも呼ばれます。