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梱包明細書
輸出入される貨物の梱包形態や内容明細(各梱包の重量、容積、個数、マークなど)を記載した書類です。インボイスを補完し、通関や検品、倉庫での貨物管理に利用されます。
パラジウム
原子番号46の元素(Pd)で、白金族元素(PGM)の一つです。銀白色の貴金属で、優れた触媒性能を持ち、主に自動車の排ガス浄化触媒(ガソリン車用)として利用されます。電子部品や宝飾品にも使われます。
パーム油
アブラヤシの果実から得られる植物油です。世界で最も生産・消費されている植物油であり、食品加工、業務用フライオイル、石鹸、バイオディーゼル燃料など幅広い用途があります。
一部約定
発注した注文数量の一部のみが約定し、残りの数量が未約定の状態になることです。主に指値注文やIOC注文などで発生します。全量が一括で約定するとは限りません。
抜荷(ぬきに)
輸送中の船舶やコンテナなどから、積載されている貨物の一部だけを途中の港や目的地で荷揚げ(荷降ろし)することです。物流プロセスにおける作業の一つです。
パッシブ注文
Passive Orderとは、取引所に出された注文のうち、すぐには約定せず、注文板(オーダーブック)に残って相手の注文を待つ側の注文を指します。相手から取引が成立するのを受け身の姿勢で待つことから「パッシブ(受動的)」と呼ばれます。
落花生(ピーナッツ)
マメ科の一年草で、その種子が食用や搾油用に利用されます。ナッツとして扱われがちですが植物学的には豆類です。ピーナッツバターや菓子原料、ピーナッツオイルとして消費されます。
パーフェクトヘッジ
ヘッジ対象資産の価格変動リスクを、ヘッジ取引によって完全に(100%)相殺できる状態のヘッジのことです。「完全ヘッジ」とも呼ばれます。現実の市場では達成が困難な、理論的な概念です。
現物商品
先物やオプションといったデリバティブ契約と対比して、実際に物理的な形態を持つ「モノ」としての商品(原油、金属、穀物など)を指します。「Cash Commodity」とほぼ同義で使われます。
現物受渡し(フィジカルデリバリー)
先物契約などの決済方法の一つで、契約の対象となっている現物商品(原油、金属、穀物など)を、売り手が買い手に実際に引き渡すことによって決済を完了する方法です。差金決済と対比されます。
植物検疫証明書
輸出される植物や植物製品が、輸入国の植物検疫の基準を満たしており、病害虫などが付着・混入していないことを輸出国政府機関が証明する書類です。植物の国際的な移動に必要となります。
ピップ
主に外国為替(FX)市場で、為替レートが変動する際の最小単位のことです。多くの通貨ペアでは小数点以下第4位(0.0001)を1 Pipとしますが、対円通貨ペアなどでは第2位(0.01)を指します。
計画船積
売買契約や生産計画に基づき、特定の商品を特定の時期に出荷(船積みまたは他の輸送手段での発送)する予定のこと、またはその予定数量・内容を指します。実際の出荷実績と対比されます。
予実管理
企業や部門が設定した予算(計画値)と、実際の活動結果(実績値)とを比較・分析し、その差異(予実差)の原因を把握することで、計画の達成度を評価し、業績改善や将来計画の見直しに繋げる管理活動のことです。
プラチナ
原子番号78の元素(Pt)で、白金族元素(PGM)の代表格です。重く、融点が高く、耐食性・耐酸化性に極めて優れた銀白色の貴金属です。宝飾品、自動車触媒、工業用触媒、投資対象などに広く利用されます。
プラッツ
アメリカの情報会社で、石油・石炭など実物取引の価格指標を提供
損益計算書(P/L)
企業が一定期間(通常は1会計年度または四半期)にどれだけの収益を上げ、そのためにどれだけの費用を使い、結果としてどれだけの利益(または損失)が出たかを示す財務諸表の一つです。
損益シミュレーション
売上、コスト、価格、金利などの前提条件(パラメータ)を様々に変更した場合に、将来の損益計算書(P/L)がどのように変化するかを試算し、事業計画の策定やリスク評価に役立てることです。
豚肉
食用のブタの肉のことです。牛肉、鶏肉と並ぶ主要な食肉であり、特に東アジアやヨーロッパで消費量が多いです。畜産物としてソフトコモディティに分類されます。
ポートフォリオ
投資家が保有する株式、債券、不動産、コモディティなどの様々な金融資産や実物資産の組み合わせ全体のことです。リスク分散や目標リターン達成のために、資産の構成を管理します。
抜港(ばっこう)
定期コンテナ船などが、スケジュールの遅延回復、ストライキ、悪天候、採算上の理由などから、予定していた航路上の特定の港への寄港を取りやめることです。
港湾運営会社
港湾において、コンテナターミナルや特定の埠頭などの施設を運営・管理し、船舶の入出港管理、貨物の荷役、保管などの港湾サービスを提供する事業者です。「ターミナルオペレーター」とも呼ばれます。
ポジション制限(建玉制限)
先物・オプション市場において、特定の市場参加者が保有できる未決済建玉(ポジション)の数量に、取引所や規制当局が設ける上限のことです。相場操縦やリスク集中を防ぐ目的があります。
ポジショントレーダー
数週間から数ヶ月、場合によっては年単位といった比較的長い期間、特定のポジション(買い持ちまたは売り持ち)を保有し続け、中期的な価格変動やトレンドから利益を得ようとするトレーダーのことです。
プラセオジム
原子番号59の元素(Pr)で、ランタノイド(希土類元素)の一つです。銀白色の金属で、強力な永久磁石(ネオジム磁石)の添加剤や、ガラス・セラミックスの着色剤(黄緑色)などに利用されます。
貴金属
希少性が高く、耐食性に優れ、美しい光沢を持つ金属の総称です。主に金、銀、および白金族元素(プラチナ、パラジウム、ロジウム、イリジウム、ルテニウム、オスミウム)を指します。
特恵関税
特定の国や地域からの輸入品に対して、一般の関税率(MFN税率)よりも低い、有利な関税率を適用する制度のことです。開発途上国支援(GSP)や、自由貿易協定(FTA/EPA)などで用いられます。
原産地証明に基づく優遇税率
証明書提出で関税が軽減される仕組み(EPAなど)。
プレミアム
基準となる価値や価格に対する「上乗せ価格」や「割増金」を指します。オプション取引における権利料(価格)や、保険契約における保険料、債券価格の額面超過分などを指すことが多いです。
プレミアムの減価
オプションの時間価値が、満期日の接近に伴って減少していく現象のことです。「タイムディケイ」とも呼ばれます。オプションの売り手にとっては収益源、買い手にとってはコスト要因となります。
プレミアム価格戦略(高価格戦略)
商品やサービスの品質、ブランドイメージ、希少性、付加価値などを根拠として、市場の標準的な価格や競合製品の価格よりも意図的に高い価格を設定する価格戦略のことです。「高価格戦略」とも呼ばれます。
プライスアクション
テクニカル分析において、移動平均線やオシレーターなどの指標に頼らず、価格(主にローソク足)の形状、パターン、動きそのものを直接観察・分析して、市場心理や将来の値動きを読み取ろうとする手法のことです。
価格決定(値決め)
市場において、あるいは企業が自社の製品やサービスに対して、最終的な取引価格や販売価格を決定するプロセス、またはそのメカニズムのことです。需要と供給、コスト、競争などが影響します。
価格フォーミュラ(価格決定式)
商品やサービスの取引価格を、特定の市場指標(原油価格、為替レートなど)や要素(コスト、マージンなど)に基づいて計算するために、契約などで事前に定めておく計算式のことです。長期契約などで用いられます。
値幅制限
株式市場や商品先物市場などで、一日の取引における価格の変動幅(上限・下限)を、前日の終値などを基準にあらかじめ定めておく制度のことです。市場の過熱や混乱を防ぐ目的があります。
価格交渉
商品やサービスの売買において、買い手と売り手が、互いが納得できる取引価格やその他の条件(数量割引、支払条件など)について話し合い、合意を目指すプロセスです。
情報ベンダー
価格情報や市況レポートを提供する企業
価格変動リスク(ボラティリティリスク)
株式、為替、コモディティなどの資産価格が、予期せず大きく変動する可能性(ボラティリティが高い状態)、またはボラティリティ自体が変動することによって、損失を被るリスクのことです。
プライシング(価格設定)
企業が自社の製品やサービスに対して、コスト、需要、競争環境、ブランド価値などを考慮して、販売価格を決定するプロセスや戦略のことです。「値付け」や「価格設定」と同義です。
建値
価格の決定基準。平均値やFixingなどが使われる
PD
取引相手が破綻する確率
生産者
商品(コモディティ)を生産・供給する企業や個人を指します。農産物生産者(農家)、鉱物資源生産者(鉱山会社)、エネルギー生産者(石油・ガス会社)などが含まれ、市場の供給サイドを形成します。
総利益を総損失で割った値。1を超えると収益性があるとされる。
仮送り状(プロフォーマ・インボイス)
正式な商業送り状(Commercial Invoice)が発行される前に、見積りや取引条件の確認、輸入許可申請などの目的で、売り手(輸出者)から買い手(輸入者)へ発行される仮の送り状です。
プロジェクトファイナンス
特定の事業(プロジェクト)から生み出されるキャッシュフローを主な返済原資として、その事業に必要な資金を調達する金融手法です。大規模なインフラ開発(発電所、資源開発等)で多く用いられます。
自己売買トレーダー
金融機関や専門のトレーディング会社に所属し、顧客の注文ではなく、自己の会社の資金(自己勘定)を用いて市場で売買を行い、利益を追求するトレーダーです。「プロップトレーダー」とも呼ばれます。
プロテクティブプット
保有している原資産(株式、コモディティ等)に対して、その資産を対象とするプットオプションを買う戦略です。原資産価格の下落に対する保険(プロテクション)のような役割を果たし、損失を限定します。
プロキシヘッジ
ヘッジ対象資産に対する直接的なヘッジ手段がない、または利用が困難な場合に、その資産と相関が高いと考えられる代理(Proxy)の資産や指数を用いて間接的にヘッジを行う手法です。クロスヘッジの一種です。
プルバック(押し目・戻り)
テクニカル分析において、上昇トレンド中の一時的な価格の下落(押し目)、または下降トレンド中の一時的な価格の上昇(戻り)のことです。トレンド継続中の調整局面と見なされます。
購入契約(買付契約)
商品やサービス、不動産などを購入する側(買い手)と、それを提供する側(売り手)の間で、売買の条件(価格、数量、品質、納期、支払条件など)を定めて締結される契約のことです。
注文書(発注書)
買い手(購入者)が売り手(供給者)に対して、特定の商品やサービスを、指定した数量、価格、納期、その他の条件で購入する意思を正式に示すために発行する書類です。「PO」と略されます。
プットオプション
ある価格で特定の商品を将来売ることができる権利です。買い手は売却の自由があり、売り手には応じる義務があります。