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米国銀行協会(ABA)
アメリカ合衆国の銀行業界を代表する業界団体です。政策提言、情報提供、教育・研修、各種標準化(ABAルーティングナンバー等)などを通じて、銀行業界の発展に貢献しています。
引受(アクセプタンス)
契約や取引において、提示された申込み(オファー)や条件に対して同意し、それを受け入れる意思表示のことです。また、特に為替手形においては、支払人(名宛人)が手形上の支払いを約束する行為を指します。
引受信用状
信用状(L/C)取引の一種で、輸出者が提示した期限付き為替手形を、指定された銀行(通常は発行銀行または確認銀行)が「引き受ける」ことで、手形期日に支払いを確約するタイプの信用状です。
アカウントカーブ
アカウントカーブとは、取引や投資の成績を時系列でグラフ化したもので、累積の利益や損失の推移を示します。戦略やポートフォリオのパフォーマンスを一目で把握するために使われます。
買掛金(A/P)
商品やサービスの掛け取引(後払い)において、買い手が売り手に対して負っている未払いの代金債務のことです。貸借対照表の流動負債に計上される勘定科目です。
未収債権
企業が商品やサービスを提供した対価として、顧客から将来受け取る権利のある金銭。貸借対照表上の資産として計上される。売掛金(Trade Receivables)が代表的。略称はA/R。資産として計上され、将来的に現金化されることが期待されますが、管理が不十分だと貸倒れリスクが生じるため、信用管理や回収管理が重要になります。
ASEAN中国自由貿易協定(ACFTA)
東南アジア諸国連合(ASEAN)加盟10カ国と中華人民共和国との間で締結された自由貿易協定(FTA)です。物品貿易の関税撤廃・削減などを中心に、サービス貿易、投資なども対象としています。
ACL(搭載許容貨物量)
航空輸送において、特定の航空機が特定の路線や条件下で搭載(離陸)することが許容される最大の貨物重量または容積のことです。航空機の性能、燃料搭載量、天候、空港条件などで決まります。
アクティブ注文
Active Orderとは、現在の市場価格で即座に執行されるか、直近の価格に近いためにすぐ執行される可能性が高い注文のことです。主に成行注文や価格が現状と近い指値注文が該当します。
アクティブリスク
Active Riskとは、ポートフォリオがベンチマークからどれだけ乖離しているかを示すリスク指標です。アクティブ運用でのみ発生するリスクで、追随しないことで生まれる変動幅を測定します。
追加運賃
基本的な輸送運賃に加えて、特定のサービス、条件、あるいは費用の変動などを理由に追加で課される運賃や料金のことです。割増料(サーチャージ)などが含まれます。
追加保険料(A/P)
保険契約において、契約期間中にリスクの実態が変化した場合や、補償内容を追加・変更した場合などに、当初の保険料に加えて追加で支払う必要が生じる保険料のことです。
管理価格
Administered Priceとは、市場の自由な需給ではなく、政府や企業などの主体によって設定される価格のことです。統制価格や公定価格と訳されることもあります。
前渡し金(前払い金、アドバンス)
契約に基づいて将来提供される商品やサービス、あるいは経費の支払いなどのために、事前に(前もって)支払われる金銭のことです。「前払い金」や「前渡金」、「手付金」などがこれに該当します。
通知銀行
信用状(L/C)取引において、信用状発行銀行からの依頼に基づき、その信用状の内容を輸出者(受益者)に通知する役割を担う銀行のことです。通常、輸出者の取引銀行が指名されます。
認定事業者(AEO)制度
国際物流におけるセキュリティ確保と円滑化の両立を図るため、貨物のセキュリティ管理と法令遵守体制が整備された事業者を税関が認定し、税関手続きの緩和・簡素化措置を提供する制度です。
出港前報告制度(AFR)
日本に入港する船舶に積載される海上コンテナ貨物について、原則として船積港の出港24時間前までに、船会社やNVOCCが詳細な貨物情報を電子的に日本税関へ報告することを義務付ける制度です。
ASEAN自由貿易地域(AFTA)
東南アジア諸国連合(ASEAN)加盟国間の貿易自由化を目的とした協定および経済圏のことです。共通効果特恵関税(CEPT)スキームを通じて、域内関税の撤廃・削減を進めてきました。
代理店契約
一方の当事者(本人、Principal)が、もう一方の当事者(代理人、Agent)に対して、本人のために特定の業務(例: 商品販売、契約交渉)を行う権限を授与し、代理人がその業務を行うことを合意する契約です。
アグリゲーション
Aggregationとは、複数のデータや情報、契約、ポジションなどをひとまとめにする操作や概念のことです。取引やリスクを統合的に把握するために使われます。
協定税率
二国間または多国間の経済連携協定(EPA)や自由貿易協定(FTA)などに基づいて、特定の国からの輸入品に対して適用される、一般の関税率(国定税率やWTO譲許税率)よりも低い、あるいは無税となる特別な関税率のことです。
農産物
Agricultural Commoditiesとは、穀物、油糧種子、畜産品など、農業を起源とする一次産品のことです。世界の需給や気候、政策に強く影響される商品群で、先物取引や現物取引の対象となります。
欧州代替投資ファンド運用者指令
欧州連合(EU)におけるヘッジファンドやプライベートエクイティなど代替投資ファンド(AIF)の運用者(AIFM)に対する規制・監督指令です。投資家保護やシステミックリスク管理を目的として導入されました。「AIFM指令」とも呼ばれます。
航空貨物フォワーダー(混載業者)
航空機を利用した国際貨物輸送において、荷主(輸出入者)の依頼に基づき、航空会社からのスペース仕入れ、集荷、通関、書類作成、配送などの輸送関連業務を代行・取り扱う事業者です。
航空運送状
航空貨物輸送において、航空会社(運送人)が発行する貨物の受領証であり、運送契約の証拠となる書類です。船荷証券(B/L)とは異なり、有価証券ではありません。
アライアンス(提携、同盟)
複数の企業や組織が、共通の目的(市場での競争力強化、コスト削減、リスク分散、新技術開発など)を達成するために、協力関係を結ぶこと、またはその協力関係にあるグループのことです。
オールイン(諸費用込み)
運賃や価格の見積もりにおいて、基本的な料金だけでなく、燃料サーチャージや各種手数料など、通常発生しうる全ての付帯費用を含んだ総額を示す価格表示方法のことです。
割当数量
複数の顧客や勘定からの注文をまとめて執行(アグリゲーション)した後、約定した総数量を、事前に定めたルールに従って各顧客や勘定に配分する際の、個々に割り当てられた数量のことです。
(排出枠)価格
排出量取引制度(ETS)において、企業などが排出を許可される温室効果ガス排出量の上限(アロワンス、排出枠)が市場で取引される際の価格のことです。炭素価格の一つです。
オールリスク(全危険担保)
主に貨物海上保険において、保険証券に免責(補償対象外)として明記されている危険以外の、輸送中に発生しうるあらゆる偶然の事故による損害を補償(担保)する保険条件のことです。
オールウォーター(全水路輸送)
国際貨物輸送において、出発地から最終目的地まで、陸上輸送(トラック、鉄道)などを介さずに、全て船舶(海上または内陸水路)のみを利用して輸送する方式のことです。
アルファ
アルファとは、投資のパフォーマンスを評価する指標の一つで、市場全体の動き(ベンチマーク)と比較して、ファンドマネージャーの運用によってどれだけ超過収益が得られたかを示すものです。
代替的紛争解決
裁判(訴訟)以外の方法で、当事者間の紛争を解決するための手続きの総称です。仲裁(Arbitration)、調停(Mediation)、あっせんなどが含まれます。「ADR」と略されます。
オルタナティブ投資
伝統的な投資対象(上場株式、債券)以外の新しい投資対象や投資手法の総称です。ヘッジファンド、プライベートエクイティ、不動産、コモディティ、近年ではESG投資やインパクト投資なども含まれます。
アルミニウム
アルミニウム (Aluminium / Aluminum) は、原子番号13、元素記号Alで表される金属元素です。軽量で耐食性に優れ、加工しやすいため、建築、輸送機器、包装材など幅広い分野で利用される重要な非鉄金属です。
アメンドメント(契約修正)
既に成立している契約書や法的文書、あるいは規則などの内容の一部を、当事者間の合意や正式な手続きによって変更・修正すること、またはその修正箇所や修正を記載した文書自体を指します。
アメリカンオプション
アメリカンオプションは、満期日までのいつでも権利行使ができるオプション契約です。柔軟な運用が可能で、タイミングの選択肢が広がります。
マネーロンダリング対策
犯罪等で得た不正資金を、正当な資金に見せかけるマネー・ローンダリング(資金洗浄)を防止するための取り組みです。法律、規制、および金融機関などが実施する顧客管理や取引監視といった手続きの総称を指します。金融システムの健全性維持や、犯罪・テロ資金供与の防止を目的としています。
償却
償却とは、固定資産の価値が時の経過や使用によって減少していく分を費用として計上する会計処理のことです。無形固定資産の場合は「償却」、有形固定資産の場合は「減価償却」と呼び分けることがあります。
保険金額
保険契約において、保険事故(損害)が発生した場合に、保険会社が支払う保険金の最高限度額として、契約時に定められる金額のことです。保険価額を基に設定されることが多いです。
AMS(自動通関システム)
米国税関・国境警備局(CBP)が運用する、米国向け海上・航空貨物の情報を、入港・到着前に電子的に事前報告することを義務付けるシステムの総称です。テロ対策等を目的としています。
動物検疫
家畜伝染病などの病原体が、動物や畜産物の輸出入・移動によって国内に侵入したり、国外へ蔓延したりすることを防ぐために、国境や国内で実施される検査、隔離、消毒などの防疫措置のことです。
年間契約
商品の供給やサービスの提供などに関して、契約期間を1年間として締結される契約のことです。価格や数量などの条件が1年間固定される、あるいは見直しの基準が定められていることが多いです。
アノマリー
効率的市場仮説などの標準的な金融・経済理論では合理的に説明することが難しい、市場において観測される経験則的な価格変動パターンや収益性の偏り。「1月効果」や「小型株効果」「週末効果」などが知られている。
アンチモン
アンチモン (Antimony) は、原子番号51、元素記号Sbで表される半金属元素です。銀白色で脆い性質を持ち、主に他の金属との合金や化合物の形で、難燃剤、蓄電池、軸受合金などに利用されます。
米国石油協会
米国の石油・天然ガス業界における最大の業界団体です。技術標準の策定や統計データ(API在庫統計など)の公表、政策提言などを行い、業界に大きな影響力を持っています。
依頼人(申請者)
特定の手続きやサービス、許可、融資などを申し込む(申請・依頼する)側の当事者のことです。信用状(L/C)取引における輸入者(開設依頼人)などが典型例です。
申込書(申請書)
特定のサービス、許可、権利、地位などを得るために、個人や組織が、提供主体(企業、学校、政府機関など)に対して提出する正式な申し込みや申請の意思表示、またはそのための書類(様式)のことです。
買取依頼書(信用状)
信用状(L/C)に基づき輸出代金を回収する際に、輸出者が船積書類とともに買取銀行(または通知銀行)に提出し、為替手形や書類の買い取り(または取り立て)を依頼するための書類です。
価値上昇
保有している資産(株式、不動産、通貨など)の市場価値が、時間の経過や市場環境の変化によって購入時よりも増加することです。減価(Depreciation)の対義語となります。
アデン湾海賊割増料(APS)
アデン湾やソマリア沖など、海賊行為のリスクが高い危険海域を航行する船舶に対して、船会社などが追加で課す割増運賃(サーチャージ)のことです。保険料や警備費用の上昇を転嫁します。
アービトラージ
異なる市場間の価格差を利用して利益を得る取引戦略
仲裁条項
契約に関して将来紛争が生じた場合に、裁判所の訴訟ではなく、仲裁機関などの第三者(仲裁人)による仲裁手続きによって最終的な解決を図ることを、当事者間であらかじめ合意しておく契約条項のことです。
アーガス・メディア
石油、天然ガス、石炭などの価格情報を提供する主要情報会社
貨物到着案内
貨物が仕向地の港や空港に到着した(または到着予定である)ことを、船会社や航空会社が荷受人または着荷通知先に通知する書類です。「A/N」と略されます。
ヒ素
ヒ素 (Arsenic) は、原子番号33、元素記号Asで表される半金属元素です。灰色(金属ヒ素)、黄色、黒色の同素体が存在します。古くから毒物として知られていますが、現代では主に化合物半導体の材料として、また合金添加剤などに利用されています。
AS ARRANGED(取り決め通り)
主に船荷証券(B/L)などの運送書類において、運賃の支払い条件を示す欄に記載されることがある文言で、「(運賃については)別途取り決め済みである」ことを意味します。具体的な運賃額は記載されません。
東南アジア諸国連合(ASEAN)
東南アジア10カ国から成る地域協力機構です。経済統合(AFTA, AEC)を進めるとともに、政治・安全保障、社会・文化など幅広い分野での協力を行っています。
アジアンオプション
アジアンオプションは、一定期間の平均価格を基に損益が決まるオプションです。価格の一時的な変動の影響を抑える目的で使われます。
アスク価格(売値)
市場において、売り手が特定の金融商品やコモディティを売ってもよいと提示している最も低い価格のことです。「売値」や「オファー価格」とも呼ばれます。買い手が提示するビッド価格(買値)と対になります。
アドバンスドシッピングノーティス
Advanced Shipping Notice(ASN)とは、出荷元が受取先に対して事前に送る出荷予定情報の通知です。納品内容や到着予定日時などが記載されており、物流・倉庫での準備に活用されます。
分析証明書
商品(特に金属や鉱物など)の成分、品質、純度などを専門の分析機関が分析・検査し、その結果を証明する書類です。品質保証や価格決定の根拠となります。
アセット
経済的な価値を持ち、将来的に収益や便益を生み出すと期待される、企業や個人が所有または支配している資源のことです。現金、預金、有価証券、不動産、機械設備などが含まれます。
アセットアロケーション
投資ポートフォリオを構築する際に、期待されるリターン、リスク許容度、投資期間などを考慮して、投資資金を株式、債券、不動産、コモディティなど、異なる特性(リスク・リターン特性)を持つ複数の資産クラス(種類)にどのように配分するかを決定するプロセス。資産配分戦略。
資産クラス
投資対象となる資産を、その性質や値動きの特性が類似するグループに分類したものです。株式、債券、不動産、コモディティなどが代表例で、分散投資の考え方の基礎となります。
資産運用会社
顧客(年金基金、保険会社、個人投資家など)から資金を預かり、株式、債券、コモディティ、不動産などの様々な資産に投資・運用することを専門に行う会社です。投資顧問会社や投資信託会社が含まれます。
ATAカルネ(通関手帳)
展示会への出品物、商品見本、職業用具などを、一時的に外国へ持ち込み、使用後に再輸出(または再輸入)する際に、各国の税関手続きを簡素化し、関税等の免税扱いを可能にする国際的な通関書類(通関手帳)です。
平均総費用
総費用を生産量で割った、生産物1単位あたりの平均費用
平均総費用
企業の総費用(固定費と変動費の合計)を、総生産量で割った値のことです。製品1単位を生産するのに平均していくらかかるかを示す指標で、価格設定や生産効率の分析に用いられます。
アット・ザ・マネー
At the Money(アット・ザ・マネー)とは、オプションの権利行使価格が原資産の現在価格とほぼ同じ状態を指します。コールオプションでもプットオプションでも、ちょうど損益がゼロに近い位置にある状態です。
オーストラリア証券取引所
オーストラリアの主要な証券取引所です。シドニーに拠点を置き、株式、デリバティブ(先物・オプション)、債券など多様な金融商品を扱っています。「ASX」の略称で呼ばれます。
授権株式数
会社が定款(会社の基本規則)に基づいて発行することが認められている株式の最大数のことです。実際に発行済みの株式数(発行済株式総数)とは異なります。
自己相関
時系列データにおいて、ある時点のデータとその過去(または未来)のデータとの間の相関関係のことです。「系列相関」とも呼ばれます。データの時間的な依存構造を分析するために用いられます。
ナンピン買い
保有している資産の価格が下落した際に、さらに買い増しを行うことで、平均取得単価を引き下げる投資手法のことです。価格が反発すれば利益が出やすくなりますが、下落が続くと損失が拡大するリスクも伴います。
回避された排出量
ある製品やサービスの導入・利用によって、もしそれがなかった場合に比べて、社会全体の温室効果ガス排出量が削減または回避された量のことです。ライフサイクル全体での貢献度評価に用いられます。