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引受渡し(D/A)
貿易決済における荷為替手形決済の一種です。輸入者が、輸出者から銀行経由で送られてきた期限付き為替手形の支払いを「引き受ける(Acceptance)」ことで、船積書類を受け取れる条件です。
引受渡し
輸入者が為替手形の支払いを引き受けることで船積書類を受け取る決済条件
日足チャート
株価や為替レート、商品価格などの一日ごとの値動き(通常は始値、高値、安値、終値)を時系列で表示したグラフです。ローソク足チャートが代表的で、市場のトレンド分析などに用いられます。
日次リスク報告(書)
金融機関やトレーディング部門などで、保有ポジションのリスク量(VaR、感応度等)、市場変動、リスク限度枠の使用状況などを、毎日まとめて経営層やリスク管理部門に報告するためのレポートです。
日計表(にっけいひょう)
トレーディング業務や営業活動などで、その日一日の取引件数、取引量、売上、損益などを記録し、集計するための帳票やデータシートのことです。日々の業績把握や締め処理に用いられます。
酪農製品
牛乳や、それを原料として加工・製造された食品(チーズ、バター、ヨーグルト、粉乳など)の総称です。一部はソフトコモディティとして国際的に取引され、先物市場も存在します。
乳製品
牛乳などの乳を原料として加工・製造された食品の総称です。チーズ、バター、ヨーグルト、粉乳、生クリームなどが含まれ、ソフトコモディティとして取引されるものもあります。
大連商品交易所
中国の大連にある主要な商品先物取引所の一つです。農産物(大豆、トウモロコシ等)、プラスチック、石炭、鉄鉱石などの先物・オプション取引が行われています。「DCE」と略されます。
大連商品交易所
中国・大連に拠点を置く商品先物取引所
仕向地持込渡し
インコタームズ規則の一つで、売主が指定された仕向地まで商品を運び、到着した輸送手段の上で荷降ろしの準備ができた状態で買主に引き渡す(危険と費用が移転する)条件です。輸入通関は買主が行います。
DAX(Deutscher Aktienindex)
DAXは、フランクフルト証券取引所に上場する主要な40社で構成されるドイツの代表的な株価指数です。自動車、機械、化学、ITなど輸出産業が多く、グローバル経済の影響を受けやすい構成です。配当を含めたパフォーマンス指数として算出されているのが特徴です。
前日市場(デ ーアヘッド市場)
主に電力取引において、翌日に受け渡される電力の売買を、前日のうちに行う市場のことです。需要と供給に基づいて、翌日の時間帯ごとの取引価格と取引量を決定します。
当日限り有効注文
発注した注文が、その日の取引終了時間まで有効であるという期間条件のことです。「Good for Day (GFD)」と基本的に同義です。その日のうちに約定しなければ、自動的に失効(キャンセル)されます。
デイトレーダー
主に一日のうちに何度も金融商品(株式、FX、先物など)の売買を繰り返し、その日のうちにポジションを手仕舞うことで、短期的な価格変動から利益を得ようとする投資家・トレーダーのことです。
関税込持込渡し
インコタームズ規則の中で、売主の負担が最も大きい条件です。売主は、指定仕向地まで商品を運び、輸入通関も済ませ、荷降ろし準備ができた状態で引き渡します。あらゆる輸送手段に対応します。
デビットノート
請求金額の増額修正や、支払い義務の発生を相手方に通知するために発行される伝票・書類です。「借方票」とも呼ばれ、インボイスの補完や訂正、追加請求などに用いられます。
負債(デット)
会計上、過去の取引や事象の結果として、企業が将来的に他の主体に対して経済的資源(通常は現金)を引き渡す義務のことです。貸借対照表の構成要素で、借入金や買掛金などが含まれます。
債券資本市場(DCM)
企業や政府などが、債券(社債、国債など)を発行して、主に中長期の資金を投資家から直接調達する市場のことです。「DCM」と略されます。株式資本市場(ECM)と対比されます。
負債資本倍率(D/Eレシオ)
企業の財務健全性を測る指標の一つで、負債総額(特に有利子負債)が自己資本(純資産)の何倍あるかを示す比率です。値が低いほど、財務的な安定性が高いとされます。
脱炭素戦略
企業や国家などが、二酸化炭素(CO2)をはじめとする温室効果ガスの排出量を削減し、最終的にカーボンニュートラル(実質ゼロ排出)を目指すための中長期的な計画や方針のことです。
デフォルト(債務不履行)
借入金の利払いや元本返済、あるいは契約上の義務などが、定められた期日や条件通りに履行されないことです。「債務不履行」とも訳され、信用リスクの中核的な事象です。
デフォルトリスク(債務不履行リスク)
融資や債券投資などにおいて、借り手や発行体が、利息の支払いや元本の返済を約束通りに行わない(デフォルト=債務不履行に陥る)可能性(リスク)のことです。信用リスクの中核をなします。
繰延スワップ
スワップ契約のキャッシュフロー交換(金利や価格の支払い・受取り)が、契約締結日よりも後の、将来の特定日から開始されるスワップ取引です。開始時期を調整したい場合に利用されます。
デフレーション
経済全体で、様々な商品やサービスの価格(物価)が、持続的に下落する現象のことです。通貨の購買力が上昇する一方、企業収益の悪化や消費の先送りなどを招き、経済停滞(デフレスパイラル)に繋がる懸念があります。
受渡適格等級
先物契約などにおいて、最終的な現物受け渡しの対象として認められる、特定の品質基準を満たした商品の等級のことです。取引所によって各商品ごとに定められています。
納入渡し価格(仕向地持込渡し価格)
商品の価格に加えて、買い手が指定する最終的な納入場所までの輸送費、保険料、場合によっては関税など、全てのコストを含んだ価格のことです。インコタームズのDDP条件などがこれに近いです。
引渡し
インコタームズ規則において、売主が買主に対して物品の支配を移転する行為または時点を指します。危険負担や多くの費用負担が移転するポイントであり、各規則で具体的に定義されます。
納入先
売買契約に基づき、商品が最終的に届けられるべき場所(住所、倉庫、工場など)または受け取る企業や個人のことです。「送り先」や「届け先」とも呼ばれます。
納品先管理
顧客や商品の届け先(納入先)に関する情報(住所、連絡先、担当者、納入条件など)を正確に把握し、効率的かつ間違いのない納品体制を維持するための管理活動のことです。
納品指示書
商品の納品に関して、納入場所、日時、方法、数量、担当者などの具体的な指示を記載した書類です。サプライヤーや運送業者に対して発行され、円滑な納品作業のために用いられます。
受渡方法
商品や証券などの取引において、売り手から買い手へ対象物を引き渡す具体的な方法や手続きのことです。現物受渡、差金決済、書類上の受渡など、市場や契約によって定められます。
納品書
商品を納入する際に、納入する商品の品名、数量、単価、合計金額などの明細を記載し、買い手(受領側)に渡す書類です。受領確認の役割も持ち、検収や支払い処理の基礎となります。
納入実績
特定の顧客やプロジェクトに対して、過去に商品をいつ、何を、どれだけ納入したかという記録や履歴のことです。サプライヤー評価や需要予測などに利用されます。
デリバリーリスク(受渡リスク)
売買契約などで、約束された期日までに、定められた品質・数量の商品が買い手に引き渡されない、またはサービスが提供されない可能性(リスク)のことです。現物取引で特に意識されます。
納入条件
売買契約において、商品の所有権移転時期、危険負担の移転時点、運賃や保険料の負担区分、納入場所、納期などを定めた条件のことです。貿易取引ではインコタームズがよく用いられます。
納期リスク
契約で定められた納期までに、商品やサービスが買い手に引き渡されない(遅延する)可能性(リスク)のことです。デリバリーリスクの一種であり、生産計画や販売機会に影響を与えます。
デルタヘッジ
オプションなどのデリバティブポジションが持つ価格変動リスク(デルタ)を、原資産の売買によって相殺するヘッジ手法です。デルタ・ニュートラルな状態を目指し、価格変動の影響を中立化します。
デルタ
原資産価格が1単位動いたときに、オプション価格がどれだけ変動するかを示す指標です。価格変動への敏感さを表します。たとえばデルタが0.5なら、原資産が1上がるとオプションは0.5上昇します。
需要(エネルギー)
特定の地域または地域のエネルギー使用要件/需要
需要
経済学において、消費者が特定の価格水準で、ある財やサービスを購入しようとする意欲またはその量のことです。供給(Supply)と共に、市場価格を決定する基本的な要因です。
需要曲線
経済学において、ある財やサービスの価格と、消費者がその価格で購入しようとする数量(需要量)との関係をグラフで示した曲線です。通常、価格が高いほど需要量は少なくなるため、右下がりの形状となります。
デマテリアライゼーション(非物質化)
従来、紙の証券(株券、債券など)や物理的な所有証明書で管理されていた所有権や権利を、電子的な記録(口座上のデータなど)に置き換えることです。「ペーパーレス化」や「証券の電子化」などが該当します。
滞船料(デマレージ)
主に定期船・コンテナ船輸送において、港に到着したコンテナが、無料保管期間(フリータイム)を超えてコンテナヤード(CY)内に留置された場合に、船会社から荷主に対して請求される超過保管料のことです。
減価償却
企業が保有する建物、機械設備などの有形固定資産の取得原価を、その資産が使用可能な期間(耐用年数)にわたって、費用として計画的に配分する会計上の手続きです。
減価償却
減価償却とは、建物や機械、車両などの**有形資産にかかった購入費用を、使う年数に応じて少しずつ費用として計上していく会計処理**のことです。
デリバティブ
デリバティブとは、原油や金利、為替、株価指数などの値動きをもとに作られた金融商品のことです。実際に原油や株を持たずに、将来の価格に連動した契約だけを売買します。先物、オプション、スワップなどの種類があり、リスクを回避したり、値動きから利益を狙ったりする目的で企業や投資家に使われます。商社が資源価格の下落に備えるときなど、実務でも幅広く利用されています。
通貨切り下げ
主に固定相場制または管理変動相場制を採用している国が、自国通貨の対外的な価値(為替レート)を、公式に引き下げる政策のことです。輸出促進や貿易収支改善などを目的とします。
ディーゼル(軽油)
原油を精製して得られる石油製品の一つで、主にディーゼルエンジン用の燃料として使用されます。「軽油」とも呼ばれます。輸送用トラック、バス、船舶、鉄道車両、建設機械などの燃料として広く利用されています。
デジタルオプション
ペイオフ(損益)が、原資産価格が特定の条件(例:権利行使価格を超えるか否か)を満たした場合に一定額となり、満たさない場合はゼロとなるオプションです。バイナリーオプションとも呼ばれます。
ダイレクト・マーケット・アクセス(DMA)
投資家が、証券会社などのブローカーのインフラを通じて、取引所の注文システムに直接、高速にアクセスし、注文を執行する仕組みのことです。「DMA」と略されます。
直送
商品を、卸売業者や小売業者などの中間業者を経由せず、生産者やメーカーから最終顧客(または指定場所)へ直接配送・納品することです。リードタイム短縮やコスト削減に繋がります。
荷揚げ
貨物を船から陸揚げする作業
割引キャッシュフロー
将来生み出すと予測されるキャッシュフローを、適切な割引率を用いて現在価値に割り引くことで、資産や事業の理論的な価値を算出する評価手法です。「DCF法」とも呼ばれます。
割引率
将来受け取る(または支払う)キャッシュフローの価値を、現在の価値に換算(割り引く)するために用いられる利率のことです。資金の時間的価値やリスクを反映します。
ディスクレパンシー(ディスクレ)
主に信用状(L/C)取引において、輸出者が銀行に提示した船積書類の内容が、信用状に記載された条件と一致しない(食い違っている)状態のことです。「ディスクレ」と略されます。
分散投資
投資のリスクを低減するために、資金を単一の資産や市場に集中させるのではなく、値動きの異なる(相関の低い)複数の資産や市場に分散して投資することです。ポートフォリオ理論の基本です。
配当(金)
企業が株主に対して、その利益の一部を分配すること、またはその分配される金銭のことです。株主への利益還元策の一つであり、通常は現金で支払われます。
費用負担の分岐点
取引にかかる各種費用を売主と買主のどちらが負担するかの境界線。
費用負担の分岐点
インコタームズ(貿易条件)において、貨物の輸送、保険、通関などに関わる各種費用を、売り手と買い手のどちらがどの地点まで負担するか、その境界点を定めたルールのことです。
ドーハ・ラウンド
世界貿易機関(WTO)の下で2001年にカタールのドーハで開始された多角的貿易交渉(ラウンド)のことです。農業、非農産品、サービスなどの分野での貿易自由化を目指しましたが、先進国と途上国の対立などから交渉は長期化し、包括的な合意には至りませんでした。
内航輸送(国内海運)
一国の領海内または内水(河川、湖沼など)において、国内の港から港へ、あるいは地点から地点へと貨物や旅客を船舶で輸送することです。「内航海運」とも呼ばれ、国際輸送(外航)と対比されます。
ダブルカウント(二重計上)
温室効果ガスの排出削減量やカーボンクレジットなどを、複数の国や企業、プロジェクトなどが重複して自らの削減実績や目標達成として計上してしまうことです。排出削減の過大評価につながるため、防止策が求められます。
ダウ工業株30種平均
ダウ工業株30種平均は、アメリカの代表的な大型企業30社で構成される株価指数で、製造業だけでなくIT、金融、医薬品など幅広い業種を含みます。価格加重平均という独自の算出方法を採用しており、株価の高い企業の影響が大きくなります。
下方リスク(ダウンサイドリスク)
投資や事業活動において、期待されるリターンや目標値を下回る、あるいは損失が発生する方向への変動可能性(リスク)のことです。上方リスク(アップサイドポテンシャル)と対比されます。
下落トレンド(ダウントレンド)
市場価格や経済指標などが、短期的な変動を繰り返しながらも、一定期間にわたって継続的に下落していく方向性のことです。「下降トレンド」や「下げ相場」とも呼ばれます。
支払渡し
輸入者が代金を支払うことと引き換えに船積書類を受け取る決済条件
支払渡し(D/P)
貿易決済における荷為替手形決済の一種です。輸入者が、輸出者から銀行経由で送られてきた為替手形(通常は一覧払)の代金を支払うことと引き換えに、船積書類を受け取れる条件です。
荷卸込持込渡し
インコタームズ規則の一つで、売主が指定仕向場所(ターミナル等)まで商品を運び、かつ輸送手段からの荷降ろしも行った上で買主に引き渡す(危険と費用が移転する)条件です。あらゆる輸送手段に対応します。
為替手形
手形の振出人(発行者)が、支払人(名宛人)に対して、指定された受取人または手形の持参人へ、一定の期日に一定の金額を支払うよう委託する形式の有価証券です。国際貿易決済などで利用されます。
ドローダウン
投資資産やポートフォリオの価値が、過去の最高値(ピーク)からどれだけ下落したか、その下落幅または下落率を示す指標です。投資戦略のリスク、特に最大損失の可能性を評価するために用いられます。
ドローダウン期間
投資資産価値が過去最高値を記録してから、再びその最高値を回復するまでにかかった期間のことです。下落からの回復力を示す指標として、最大ドローダウンと合わせて評価されます。
ドレージ
主に港のコンテナヤード(CY)や鉄道ターミナルと、近隣の倉庫や配送センターなどの拠点との間で、海上コンテナを陸上輸送(主にトラック輸送)することです。
中米ドミニカ共和国自由貿易協定(DR-CAFTA)
アメリカ合衆国と、中米5カ国(コスタリカ、エルサルバドル、グアテマラ、ホンジュラス、ニカラグア)およびドミニカ共和国との間で締結された自由貿易協定(FTA)です。
ドックレシート(貨物受取証)
主に在来船による海上輸送で、船会社(またはその代理人)が、船積み前の貨物を港の倉庫(上屋)や埠頭(Dock)で受け取った際に、荷送人に対して発行する貨物の受取証のことです。
ドライコンテナ
国際海上輸送などで最も一般的に使用される、温度調節機能を持たない密閉型の汎用コンテナのことです。雑貨、工業製品、一部の非生鮮食品など、常温での輸送が可能な様々な貨物に利用されます。
ドバイ・マーカンタイル取引所
アラブ首長国連邦(UAE)のドバイに拠点を置く、エネルギー関連商品に特化した電子取引所です。特にオマーン産原油先物は、中東産原油の価格指標として広く利用されています。
ドバイ・マーカンタイル取引所
アラブ首長国連邦(UAE)のドバイに拠点を置く、エネルギー関連商品に特化した電子取引所です。特にオマーン産原油先物は、中東産原油の価格指標として広く利用されています。
ドバイ/オマーン原油
中東のドバイ産原油およびオマーン産原油の価格を基にした、アジア市場における中東産原油の価格指標(ベンチマーク)です。アジア向けの原油契約価格(OSP)の基準として参照されることが多いです。
デューデリジェンス
企業の合併・買収(M&A)、投資、融資などの意思決定を行う前に、対象となる企業や事業の価値やリスクなどを詳細に調査・評価するプロセスです。「適正評価手続き」とも訳されます。
ダンピング(不当廉売)
採算を度外視して、通常の国内販売価格や生産コストよりも著しく低い価格で商品を輸出すること、または国内市場で販売することです。「不当廉売」とも呼ばれ、国際貿易や国内競争において問題視されることがあります。
デュピールモデル
オプション価格評価モデルの一つで、市場で観測されるヨーロピアンオプションの価格(ボラティリティスマイル)に整合するように、将来のボラティリティが時間と原資産価格水準に依存する(局所ボラティリティ)と仮定するモデルです。
デュレーション
金利が変動したときに債券やポートフォリオの価格がどれだけ動くかを測る指標で、ロー(ρ)のリスクと密接に関係します。リスク管理で金利感応度を評価する基本概念です。
ダイナミックヘッジ
市場の変動に合わせて、ヘッジポジションの保有量や内容を継続的に調整していくヘッジ手法です。オプションのデルタヘッジなどが代表例で、静的なヘッジ(スタティックヘッジ)と対比されます。
ダイナミックヘッジ(動的ヘッジ)
保有するポートフォリオやオプションポジションのリスク(特にデルタなど)を常に中立に保つために、市場の状況変化(原資産価格の変動など)に応じて、ヘッジ手段(先物や原資産)の保有量を継続的かつ機動的に調整していくヘッジ戦略のことです。
ジスプロシウム
原子番号66の元素(Dy)で、ランタノイド(希土類元素)の一つです。特にネオジム磁石の耐熱性を向上させる添加剤として重要であり、ハイブリッドカーや電気自動車のモーターなどに利用されます。