読み込み中...
全0件中 1-0件を表示
※ 「よみがな」フィールドを使用して日本語の行でフィルタリングします。
※ 「よみがな」が未設定の用語は日本語名の先頭文字でフィルタリングされます。
農産物
Agricultural Commoditiesとは、穀物、油糧種子、畜産品など、農業を起源とする一次産品のことです。世界の需給や気候、政策に強く影響される商品群で、先物取引や現物取引の対象となります。
大麦
イネ科の穀物で、世界的に広く栽培されています。主に飼料用として、またビールやウイスキーなどの醸造原料、食用としても利用されるソフトコモディティです。
牛肉
食用の牛の肉のことです。世界中で広く消費される主要な食肉の一つであり、畜産物としてソフトコモディティに分類されます。部位や品質等級により多様な種類があります。
キャノーラ(菜種)
アブラナ科の菜種(Rapeseed)のうち、エルシン酸とグルコシノレートの含有量を品種改良により低減させた特定の品種群の名称です。主にカナダで開発され、食用油(キャノーラ油)として広く利用されています。
鶏肉
食用のニワトリの肉のことです。豚肉、牛肉と並ぶ主要な食肉であり、世界的に最も消費量の多い食肉の一つです。畜産物としてソフトコモディティに分類されます。
カカオ
カカオ樹の種子(カカオ豆)およびそれを加工した製品のことです。チョコレートやココア飲料の主原料となる嗜好品で、ソフトコモディティに分類されます。
コーヒー
コーヒーノキの種子(コーヒー豆)を焙煎・抽出して作られる飲料、またはその原料となるコーヒー豆自体のことです。世界中で広く愛飲される嗜好品であり、ソフトコモディティとして国際的に取引されています。
トウモロコシ
イネ科の一年草で、世界三大穀物の一つです。飼料、食用(コーンスターチ等)、工業用(バイオエタノール等)と幅広い用途があり、国際的に大量に取引されるソフトコモディティです。
綿花(コットン)
アオイ科ワタ属の植物から採取される種子毛(繊維)のことです。天然繊維の代表であり、衣料品(Tシャツ、ジーンズ等)を中心にタオルや寝具など幅広い用途に利用されるソフトコモディティです。
綿実
綿(コットン)の種子のことです。綿繊維を採取した後の副産物ですが、搾油して綿実油(食用油)としたり、搾り粕を綿実粕(飼料や肥料)として利用したりします。
作物年度(穀物年度)
特定の農作物について、その収穫時期を基点として設定される1年間の期間のことです。需給統計や市場分析において、生産量、消費量、在庫量などを集計・比較するための標準的な年度区分として用いられます。
酪農製品
牛乳や、それを原料として加工・製造された食品(チーズ、バター、ヨーグルト、粉乳など)の総称です。一部はソフトコモディティとして国際的に取引され、先物市場も存在します。
乳製品
牛乳などの乳を原料として加工・製造された食品の総称です。チーズ、バター、ヨーグルト、粉乳、生クリームなどが含まれ、ソフトコモディティとして取引されるものもあります。
鶏卵
主にニワトリ(鶏)の卵のことです。栄養価が高く、世界中で広く消費される基本的な食材の一つです。畜産物としてソフトコモディティに分類されます。
魚粉
主にイワシなどの小魚を原料に、乾燥・粉砕して作られる粉末状の飼料原料です。高タンパク質で栄養価が高く、養殖魚や畜産(豚、鶏)の飼料として利用される重要な商品です。
林産物
森林から産出される生産物の総称です。木材(製材、合板、パルプ等)が中心ですが、キノコ類や樹脂なども含まれます。木材パルプや一部の製材はコモディティとして取引されます。
林産物
森林から産出される生産物の総称です。木材(製材、合板、パルプ等)が中心ですが、キノコ類や樹脂なども含まれます。木材パルプや一部の製材はコモディティとして取引されます。
カリフ期
「カリフ期」とは、主にインド亜大陸で用いられる農業の季節区分(栽培暦)の名称です。具体的には、夏のモンスーン期(6月~7月頃)に種まきを行い、秋(9月~10月頃)に収穫する期間を指します。この時期に栽培される米、綿花、大豆などの作柄はモンスーンの影響を強く受け、世界のコモディティ需給に影響を与えます。
畜産物(家畜)
農業において、肉、乳、卵、皮革などを得るために飼育される動物(家畜)の総称です。牛、豚、鶏、羊などが含まれ、これら自体やその生産物がソフトコモディティとして取引されます。
牛乳(生乳)
主に乳牛から搾られる乳のことです。そのまま飲用されるほか、チーズ、バター、ヨーグルトなど様々な乳製品の原料となります。生乳や、それを基にしたクラス分類で先物取引も行われています。
オーツ麦(燕麦)
イネ科カラスムギ属の穀物です。主に家畜の飼料、特に馬の飼料として用いられますが、人間用としてもオートミールやシリアルなどの健康食品として消費が増えています。
オレンジジュース
オレンジの果実から搾られた果汁、またはそれを濃縮還元した飲料です。特に冷凍濃縮オレンジジュース(FCOJ)が、ソフトコモディティとして国際的に取引されています。
パーム油
アブラヤシの果実から得られる植物油です。世界で最も生産・消費されている植物油であり、食品加工、業務用フライオイル、石鹸、バイオディーゼル燃料など幅広い用途があります。
落花生(ピーナッツ)
マメ科の一年草で、その種子が食用や搾油用に利用されます。ナッツとして扱われがちですが植物学的には豆類です。ピーナッツバターや菓子原料、ピーナッツオイルとして消費されます。
豚肉
食用のブタの肉のことです。牛肉、鶏肉と並ぶ主要な食肉であり、特に東アジアやヨーロッパで消費量が多いです。畜産物としてソフトコモディティに分類されます。
ラビ期
「ラビ期」とは、主にインド亜大陸で用いられる農業の季節区分(栽培暦)の名称です。具体的には、冬(10月~12月頃)に種まきを行い、翌年の春(3月~5月頃)に収穫するまでの栽培期間全体を指します。この時期に栽培される小麦、菜種、豆類などの作柄は、世界のコモディティ需給に影響を与えるため注目されます。
菜種(なたね)
アブラナ科の植物で、その種子から菜種油(キャノーラ油)を搾油するために広く栽培されます。油粕は飼料としても利用される、重要な油糧種子(オイルシード)です。
米(コメ)
イネ科イネ属の穀物で、アジアを中心に世界の多くの地域で主食とされています。小麦、トウモロコシと並ぶ世界三大穀物の一つであり、重要なソフトコモディティです。
天然ゴム
ゴムの木から採取される樹液(ラテックス)を加工して作られる弾性のある素材です。主にタイヤなどの工業製品の原料として利用される、植物由来の重要なコモディティです。
ソルガム(モロコシ)
イネ科モロコシ属の穀物で、乾燥や高温に強い特徴があります。主にアフリカやアジアで食用、世界的には飼料用として、またバイオエタノール原料としても利用されます。
大豆
マメ科の一年草で、世界的に広く栽培される油糧種子およびタンパク質源です。搾油して大豆油とし、油粕(大豆粕)は飼料や食品原料に、豆自体も多様な食品に加工されます。
砂糖
主にサトウキビやテンサイ(砂糖大根)から抽出・精製される甘味料です。食品や飲料に広く利用されるほか、バイオエタノールの原料にもなるソフトコモディティです。
ヒマワリ(向日葵)
キク科の一年草で、その種子(サンフラワーシード)が食用や搾油用に利用されます。ヒマワリ油(サンフラワーオイル)は主要な植物油の一つであり、種子や油粕は飼料にもなります。
小麦
イネ科コムギ属の穀物で、米、トウモロコシと並ぶ世界三大穀物の一つです。主に製粉されてパン、麺類、菓子などの原料となり、一部は飼料としても利用される基幹的なソフトコモディティです。
羊毛
主に羊(ヒツジ)の毛を刈り取って得られる動物繊維です。保温性や吸湿性に優れ、衣料品(セーター、スーツ、カーペットなど)の原料として利用されるソフトコモディティです。